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虹が教えてくれること その4

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自分が体験しているのは、自分だけの世界だと言っても、どこかからミサイルが飛んで来たり、大災害に巻き込まれたら、どうするのか。

そんな声も聞こえて来そうです。

でも、そこで大事なのが、この世界をどう見るか、ということなのです。

この世界が全てであり、人間は死んだらおしまい、と考えていると、悪意のある誰かの行いや、予期しない自然災害は、とても脅威でしょう。

 ※Hans BraxmeierさんによるPixabayからの画像です。

しかし、人間は何度も生まれ変わり、死ぬことがわかった上で、今の人生を経験しているのだと理解すれば、死を迎える場面にでくわしても、うろたえることはありません。

ただ、ここがむずかしいところで、死んだあとも意識は残り、次の世界へ移行するのだと、信じている人は、死を迎える時に、パニックになるかもしれません。

と言うのは、信じるということは、疑うということと、表裏一体だからです。

要するに、わからないという意味であり、信じるという言葉の裏には、不安が隠されているのです。

これに対して、知っているという人は、全く焦ることはありません。

知っているのですから、焦る理由がないのです。

 ※Free-PhotosさんによるPixabayからの画像です。

どんなに書物を読んだり、誰かの話を聞いて、わかったつもりになっていても、自分が知っているのでなければ、どうしても不安が付きまといます。

じゃあ、どうすれば知ることができるのか、となりますよね。

私のお勧めは、ヘミシンクというものです。

左右の耳から、少しだけ波長の異なる音を聴かせることで、計画的に脳波を操作するのです。

これによって、簡単に深い瞑想状態になり、肉体と意識が別であるという体験ができるのです。

そんな体験ができれば、死んでおしまいではないと、信じるのではなく、知ることになるでしょう。

ヘミシンクはアメリカで開発された技術ですが、日本では坂本政道氏が、普及させています。

興味がある方は、調べてみて下さい。

 ※toraemonさんによる写真ACからの画像です。

ところで、類は友を呼ぶ、という諺がありますよね。

これは、気の合う者や似た者は、自然に寄り集まって仲間を作るもの、という意味です。

波長の合う者同士は、互いに引き寄せ合うってことですね。

これは単なる理屈ではなく、現実にそうなるのです。

ですから、諺として表現されているのですね。

これは人間同士の関係ですが、エネルギー的に考えますと、寄り集まる対象は、人間だけとは限らなくなります。

つまり、状況や環境、出来事なども、引き寄せられるということです。

マイナスのエネルギーに満ちている人には、マイナスの事が引き寄せられるのです。

これも諺にありますが、泣きっ面に蜂、と言いますよね。

どうして自分には、嫌なことばかり続くのだろうと、考える人もいるでしょう。

それは自分が嫌なことを、引き寄せているわけです。

自分のエネルギー状態を変えれば、引き寄せられるエネルギーパターンも変わります。

しかし、これが自分なんだと、自分の考え方や価値観を、頑として変えずにいると、いつまでも同じようなことが、続くのです。

考え方や価値観を変えることで、物事の受け止め方が変わります。

そうしたところで、自分自身が変わるわけではありません。

ある波長の自分から、違う波長の自分になるだけです。

価値観を変えるというのは、季節によって服を着替えるようなものです。

 ※acworksさんによる写真ACからの画像です。

ミサイルや災害で命を落とすことが、生まれて来る前に、自分で決めていたのであれば、どんな価値観を持っていようと、そうなるでしょう。

そういう死に方をすることで、何かを得ようと計画するのかもしれませんし、自分の死をとおして、家族や世間の人に対して、何等かの影響を与えるつもりなのかもしれません。

それは他人からはわからないことですが、何か深い意味があるのだと思います。

理不尽な亡くなり方をされる人は、現実にいらっしゃいますが、恐らく、何か深い意図があるのでしょう。

でも、そんな亡くなり方を予定していないのであれば、基本的には、時が来れば違う形で、世を去ることになると思います。

いずれにしても、この世を離れる時は、必ず来るのです。

ですから、この人生で死ぬということよりも、この人生で何を学ぶのか、ということが重要なのです。

自ら命を絶たない限り、自分が予定している時が来るまで、この世を去ることはありません。

しかし、自ら命を絶つというのは、いわゆる自殺とは限りません。

そんな事をすれば死ぬとわかっているのに、それをしてしまう自殺行為と呼ばれることが、ありますよね。

それで命を落とすのも、自ら命を絶つのと同じです。

それは言い換えれば、心の声を少しも聞こうとしていない、ということです。

 ※miyukiiiさんによるイラストACからの画像です。

心の声に耳を傾けるというのは、生まれる前に予定していた、生き方をするということです。

それは予定どおりの生き方をするわけですから、この世を去るべき時が来るまで、死ぬことはありません。

つまり、自分は守られているのですから、余計な心配はせず、心の赴くままに生きればいいのです。

思いやりと感謝の気持ちを持ちながら、より深い知性を持つよう心掛けていれば、素晴らしい人生を送れると思います。

ただ、その人生を他人の目から見た場合、大変な人生に見えるかもしれません。

それでも、あなた自身は自分の人生に、十分満足することができるのです。