古代小麦 その2

古代からあるスペルト小麦は、育つ土壌を選ばないし、気候変動にも強いと言われています。
もちろん、天変地異と言えるような、余程の極端な環境の変化があれば、スペルト小麦と言えども、生き延びるのはむずかしいでしょう。
それに、一つも病気にならないとか、虫に食われないということでも、ないと思います。
それでも、全体的に見れば、強い生命力を持った植物です。
人間がいろいろと手を掛けて育てる、通常の小麦と比べると、その強さは雲泥の差と言えるでしょう。
スペルト小麦に限らず、自然の中で自力で育つことができる、他の生き物たちは、いずれも強い生命力を備えていると考えられます。
そうでなければ、今まで生き延びることは、できなかったでしょう。
人間も自然の一部である以上、本来の力を存分に発揮できれば、病気知らずだと思います。
ところが、人間社会には様々な病気が存在しますし、今は新型コロナウィルスに翻弄されっ放しです。
ワクチンを打つしか、根本的な対処ができないということで、安全性もよく確かめないまま、何度もワクチンを打ち続けることが、推奨される有様です。
これは、自然の生き物としては、とても奇妙なことだと言えるでしょう。
つまり、ワクチンを打たなければ、ウィルスに対抗できないということが、そもそもおかしなことなのです。

他の生き物同様に、人間にはウィルスに対抗できる、免疫力が備わっています。
ウィルスを抑えられないというのは、この免疫力がうまく機能していない、ということです。
それは、ウィルスだけでなく癌についても、言えることです。
癌細胞を抑える免疫力が落ちているから、癌細胞が増え続け、やがては全身を蝕むことになるのです。
癌末期で余命いくばくもないと言われた人が、開き直って暮らしていると、癌が消えてしまったという話を、時々耳にします。
これは、それまで機能していなかった免疫力が、開き直ることで回復し、癌細胞を攻撃することができた、ということなのでしょう。

通常の小麦と同じように、今の人間はひ弱にされています。
本来の自然な在り方ではなく、社会や周囲の人々が求める姿に、自分を合わせることが、求められているのです。
たくさんのお金を稼ぎ、多くの人たちから、もてはやされることが、人生の目的であると信じ込まされています。
その目的に到達できないと考える人たちは、自分を否定し、塞ぎ込み、裕福とは言えない暮らしを、強いられます。
一方、目的に到達したと考える人たちも、自分はいい暮らしをしていると信じていますが、実際はとても不自然な生活に、どっぷり浸からされているのです。
その結果、病気になりますし、病気になると、薬に頼ります。
みんな、自分の生活の仕方や、物の考え方に問題があるとは、受け止めません。
新型コロナウィルスが、殺人的ウィルスだと言われると、それを信じてパニックになりますし、ワクチンしか手立てがないと言われると、ワクチンを求めて右往左往します。
ウィルスに感染してひどい目に遭ったり、死んでしまったりする人は、そうなるだけの理由があります。
それなのに、その理由を改善することよりも、ウィルスを完全な悪者に仕立て上げることばかりに、政府も専門家と呼ばれる人々も、躍起になっています。
でも、一番の問題は、人間が人間としての機能を発揮できるような、自然な生き方ができていないことなのです。

便利な道具を使って、楽をして生きることが、人間の生き方だと信じている人が、とても多いと思います。
その人たちは、せっかくの頭脳を、自分や世界の解明には使わず、すり込まれた価値観の中で、日々をロボットのように過ごしています。
せっかくの好奇心や喜びを抑え込み、枠にはまった生き方を、拒むことなく受け入れています。
食べる物も、健康にいいものではなく、作った者が儲かるような物ばかりを、食べさせられています。
そのことに、多くの人が疑問を持ちません。
その結果、本来の力が出せなくなり、病気になって行くのです。
スペルト小麦がどうして強いのか。
そのことを、自分たちに照らし合わせて、考えるべきだと思います。