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人の心と宇宙の心

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人が生きている時、私たちはそこに心の存在を認めます。
では、その心とは何でしょうか。

心について考えたという経験が、誰しもあると思います。
だけど、いくら考えてもよくわからない。そんなことは考えるだけ時間の無駄だ。
そんな風に結論づけて、この疑問を暮らしから遠ざけている人が、世の中の大半ではないでしょうか。

でも、これは大切なことなんです。
心はその人自身です。あなたの心は、あなた自身なんですよ。
心を探究するということは、自分が何者なのか追求することに他なりません。

私たちの体は物質でできています。それは、この宇宙が物質エネルギーで構成されているからです。私たちは宇宙の一部なのです。

では、私たちの心は何でできているのでしょうか。

心が物質エネルギーでないことは、多くの学者が認めています。
と言うことは、世の中には物質エネルギーとは別のエネルギーが存在する。そういうことですよね。

人間に心がある以上、人間がその一部である宇宙にも、心を構成している要素、ここでは精神エネルギーとしておきましょうか。そういうエネルギーが満ちていると考えるのが自然でしょう。

宇宙は精神エネルギーに満ちているのです。
物質エネルギーが何らかの形態を持った時、そこに見合った形で精神エネルギーが心として宿ると、私は考えているのです。

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動物にも心があるというのは、多くの人が認めることでしょう。
でも、動物以外にも心は存在するのです。
昆虫の心、魚の心、植物の心、微生物の心、石や岩や山の心、水や川や海の心、大気の心、炎や光の心、地球や太陽や月の心、銀河や星々の心、そして宇宙の心。

そこに心を認めることができた時、人はその対象に対して敬意を払うようになります。
その心に親しみやつながりを感じたならば、その心を自分の家族や仲間、あるいはもっと深く親密で感動的な存在と捉えるようになるでしょう。
この時、あなたは自分が何者かという問いに、それまでとは違う答を持つようになるのです。
それは、あなたの生き方そのものを変える力になるでしょう。