> 科学・哲学・心霊 > 世界観 > あの世との交信

あの世との交信

この記事は5で読めます。
 ※Anastasia GeppさんによるPixabayからの画像です。

亡くなった人と、気軽に連絡が取り合えたら、どうでしょうか。

世の中の人の意識に、革命が起こるのではないでしょうか。

二度と会えないと思うからこそ、死別の悲しみは、とても深いものになるのです。

しかし、死後も簡単に会話ができたなら、今のような悲しみは、なくなってしまうでしょう。

肉体を伴った再会ができないのは、それはそれで寂しいと思います。

だけど、会話ができるのであれば、外国へ移住したのと、大差はありません。

小説や映画も、悲しみをテーマにしたものは、作りにくくなりそうです。

殺人事件も減るかも知れません。

まず、口封じに殺すという事は、全く意味がありません。
あの世から、何もかも喋られてしまうでしょう。

自分の姿が見えないようにすれば、相手を殺しても、自分の事はわからない。

そう考える者が、いるかも知れません。
でも、それも無意味です。

肉体を離れた意識は、全てを確認できます。
犯人はあの世からの通報で、すぐに捕まるでしょう。

自分が死んだら、自分が殺した相手に、あの世でひどい目に遭わされる。

そう考えると、恐ろしくて殺人なんて、できなくなるでしょう。

でも、あの世の方が、この世よりも暮らしやすそうだと、自ら命を絶つ人が、増えるかも知れません。

宗教も必要とされなくなるでしょう。
指導者の話を聞かなくても、あの世の情報を、直接知る事ができるからです。

人々はこの世で生きる意味を、これまで以上に、考えるようになるでしょう。

しかし、死んでもあの世で生きられると考え、好い加減に暮らす人も、出て来るかも知れません。

とにかく、人々の暮らしや価値観が、一変するのは間違いありません。

でも、そんな事が可能なのでしょうか。

 ※お国さんによるイラストACからの画像です。
  前頭葉・頭頂葉と、側頭葉の間にある実線部分が、シルビウス裂です。

1955年にアメリカの脳神経外科医、ペンフィールド博士が、脳に電気刺激を与える研究をしていた時の話です。

右脳のシルビウス裂という所に、電気刺激を与えると、被験者が体外離脱体験をしたと言うのです。

人の意識は、脳が創り出しているのではなく、脳と直結して、相互作用をしています。

意識自体は、物質の世界とは別の次元に、あると思われます。

別次元の意識を、この世界にある肉体に、結びつけるには、意識の焦点を、脳に合わせる必要があります。

これに関わっているのが、恐らくペンフィールド博士が刺激した、シルビウス裂の辺りにあるのでしょう。

そこの脳神経の活動が、意識を脳に結びつけるのだとすれば、その脳神経ネットワークを、電気回路的に再現する事で、亡くなった人の意識を、呼び込めるかも知れません。

そのような回路を組み込んだ、ロボットを作れば、亡くなった人が肉体の代わりに、それを利用して、この世界で活動ができるわけです。

 ※K.M=KARIBITOさんによる写真ACからの画像です。

死者との交信と言えば、青森県・恐山のイタコが有名ですね。

イタコが本当に、死者の言葉を伝えているのであれば、生者の意識と死者の意識が、結びついたという事です。

それはテレパシーと言っても、いいでしょう。

イタコではない普通の人が、そんな風に死者とやり取りが、できないものでしょうか。

実はできるのです。

 ※MesakCさんによるPixabayからの画像です。

アメリカのロバート A・モンロー氏によって、開発されたヘミシンクという技術があります。

左右の耳それぞれに、わずかに周波数が違う音を、聴かせます。
たとえば、左耳に105ヘルツ、右耳に100ヘルツという感じです。

左右から周波数がずれた音を聴かせると、その差の波長が脳の中に、脳波を作ると言います。
この場合であれば、105-100= 5ヘルツの脳波です。

この技術によって、様々な脳波を、脳の中に作ると、それに応じた意識の変容状態が、生じるようです。

つまり、死者と交流ができるような意識状態を、科学的に再現できるわけです。

もちろん、そこまでの意識の変容に至るまで、基礎的なトレーニングは必要なようです。

アメリカでは、このトレーニングをモンロー研究所で、受けることができます。

モンロー研究所は、モンロー氏が創った、ヘミシンクの研究所です。

でも、アメリカは遠いですよね。

実は、アメリカへ行かなくても、日本でもヘミシンク体験ができるのです。

モンロー研究所で経験を積まれた、坂本政道氏のアクアヴィジョン・アカデミーは、モンロー研究所公認の、ヘミシンク体験機関です。

私も以前からヘミシンクには興味があり、いつかは体験してみたいと思っていました。

しかし、メインの活動が関東なので、四国からではちょっと遠くて、行けませんでした。

でも、最近調べて見るとCDを使って、自宅でもできるようになっているみたいなので、近いうちに挑戦してみようかと考えています。

私の両親は既に亡くなっていますが、二人が向こうで元気にしている姿を、直接確かめられたら嬉しいですね。

ただ、ヘミシンク自体は、死者に会う事を、目的としているわけではありません。

異次元の存在や、異星人の心と、コミュニケーションを取る事もできます。

こう言うと、嘘っぽいとか、怪しいと思われる方も、いると思います。

しかし、そう思う前に、自分で確かめてみるといいでしょう。

このプラグラムの本来の目的は、意識というものが、通常考えられているようなものではなく、無限で不思議で素晴らしいものである事を、自ら体験して学ぶ事だと思います。

それによって、人生観や世界観が大きく変わるでしょう。

あの世の人と交流ができれば、意識革命が起こると述べました。

ヘミシンク体験は、まさにその意識革命を起こすものなのでしょう。