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幽霊の話

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今日からお盆です。

お盆と言えば、亡くなった人たちをしのぶ期間です。

私たちのご先祖さまたちは、普段はあの世に暮らしていて、この期間だけこの世に戻って来ると言われています。

 ※sakura3939さんによる写真ACからの画像です。

一方で、幽霊という存在がいます。

こちらも亡くなった人のはずなのですが、あの世へは行かずに、この世に留まっていると考えられています。

今日はこの幽霊の話をしましょう。

あなたは幽霊、あるいは幽霊らしきものを、見たことはありますか。

普段はあまり、そんな話を耳にする事はありません。

でも聞いてみると、幽霊を見たという人が、案外身近にいるものなのです。

私の家内も、若い頃に幽霊を見ています。

家内は昔、病院で働いていたことがありました。
まだ、私と結婚する前の話です

その頃は、一部屋を同僚と二人で使う、生活だったそうです。

今で言うところの、シェアルームですね。

その同僚と二人で寝ていた、ある夜のこと。

家内は、ふと目が覚めたのです。

目は覚めたものの、体は金縛りにあって動けません。

その時、自分の枕元に、誰かが座っていたそうです。

その誰かは、寝ている家内の顔をのぞきこむように、上からぬっと顔を近づけて来ました。

 ※Khusen RustamovさんによるPixabayからの画像 です。

それは白い服を着た、髪の長い女の人で、家内が見たことがない人でした。

体が動かないので、家内は横目で、隣に寝ている同僚を見たそうですが、彼女は何も気がつかないまま、眠っていたそうです。

家内の顔をのぞきこんだ女性は、家内にこう話しかけて来たと言います。

「どうして、あなたはここにいるの?」

そう聞かれて、家内は混乱の中、その問いの答を、考えようとしました。
でも、すぐに答が思い浮かびません。

どうしてだろうと、考えているうちに、その女性は姿を消し、家内は体を動かせるようになったそうです。

その女性が現れたのは、その時一回きりだったようです。

その女性と関係があるかどうかは、わかりませんが、家内と同僚が使っていた部屋は、昔の結核病棟の部屋だったそうです。


家内は私と一緒になった後も、幽霊と思えるようなものを、目にしています。

夜、小学校の体育館を使わせてもらい、知り合いとソフトバレーボールを、やっていた時のことです。

夏の暑い時で、体育館の横にある扉や窓は、全部開けてありました。

その開いた扉の下の端から、おじいさんの顔が、みんなの様子を眺めていたと言うのです。

見た時には、誰かの家族かと、家内は思ったそうです。

でも、よく考えてみれば、いつもはそんな人は来ないし、扉の下の端に、顔があるのも不自然です。

座っていたとしても、顔の位置は、もっと上にあるはずです。

顔があった位置を考えると、そのおじいさんは外で、腹ばいになっていた事になります。

おかしいなと思って、もう一度扉に目をやった時には、そのおじいさんの顔は消えていたそうです。


次は私の息子の話です。

私の息子が学生の頃、友人たちと自殺の名所と言われる橋へ、肝試しで訪れたそうです。

息子と一人の友人は、橋の手前にいたそうですが、もう一人の友人が、橋の中ほどまで行ったらしいのです。

 ※StockSnapさんによるPixabayからの画像です。

橋の中ほどまで行った友人は、息子たちの方を振り返って、何もないと伝えて来たそうです。

でも、その友人の向こうから、黒い人影が、ゆらゆらと近づいて来たのです。

息子と、手前にいた友人の二人には、その黒い影が見えていました。

でも、橋の中ほどにいる友人には、それがわからなかったそうです。

息子たちは大声で、早くこっちへ、逃げて来るようにと言いました。
しかし、なかなかそれが、相手には伝わりません。

その間にも、黒い影は次第に、その友人に近づいて来ます。

結局、息子たちの言葉に従って、橋の中ほどにいた友人は、こちらへ移動して、事なきを得たそうです。


今度は、私の仕事関係の人の話です。

以前に名古屋へ、仕事で出張した時、私が宿泊するホテルを、出張先に頼んで予約をしておいてもらいました。

そのホテルは、何と温泉つきのホテルでした。

初めの日は移動だけだったので、私はホテルへ直行し、自分の部屋でくつろいでいました。

する事がないので、持って行った本を、ベッドに寝転びながら読んだのですが、これが怖い話の本だったのです。

初めから読むのではなく、私は適当に開いたページを、読むことにしました。

それで開いたページに書かれていたのが、名古屋の話だったのです。

ああ、この名古屋じゃないか、奇遇だなと、私は思いました。

それで話を読み進めると、その話を伝えているのが、かつてホテルで働いていた人ということでした。

そのホテルの名前は、伏せられていました。

でも、、市内で温泉のある、某ホテルとあるではないですか。

そのホテルに幽霊が出る、という話なのです。

街中で温泉つきのホテルなんて、ざらにはありません。

もしかして、このホテルだろうかと思いましたが、私の部屋では何事も起こらず、無事に過ごすことができました。

翌日、仕事先へ行って、そこの課長さんに、その話をしてみました。

課長さんは、恐らくそのホテルは、私が泊まったホテルでしょうと言いました。

その話をきっかけに、幽霊というのではないのですがと前置きをしてから、課長さんが自分の不思議な体験を、話してくれました。

その課長さんの家が、二階建ての家だったのか、マンションだったのかは、忘れてしまいました。

とにかく課長さんの寝室というのは、高い所にある和室だったのです。

その部屋で寝ていると、閉まっているはずの部屋の入り口から、いろんな人がぞろぞろ入って来るんですよと、課長さんは言うのです。

それで、寝ている自分の周りを、ぐるぐる歩き回るのだそうです。

そして、しばらくすると、今度は閉まっているはずの窓から、出て行くという話でした。

 ※ami さんによるイラストACからの画像です。

課長さん、それは幽霊でしょう、と私が言うと、課長さんは嬉しそうに、やっぱりそうでしたかと仰いました。

こんな話を誰にも聞いてもらえず、やっと私に聞いてもらえたと、課長さんは喜んでいました。

その翌日にも、そこへ行くと、よほど嬉しかったのでしょう。

あれはやっぱり幽霊だったのですねと、課長さんの方から、もう一度話かけて来られました。

本当は怖いはずの話なのに、嬉しそうにしている課長さんを見ると、自分が役に立てたような気がして、私もちょっぴり嬉しくなりました。

確かに、幽霊を見たなんて話をしても、信じてもらえなかったり、馬鹿にされたりすることが多いと思います。

それで誰にも話ができずに、悩んでいる方が、あなたのそばにも、いるかも知れませんよ。

興味がある方は、一度確かめてみたら、いかがでしょうか。