エネルギー保存則 その2
死によって、肉体との繋がりがなくなっても、精神エネルギーはエネルギー保存則に従って、消滅することなく残ると考えられます。
しかし、エネルギーは変化はします。
生きている時と死んだ後では、精神エネルギーの状態は、変化している可能性はあると思います。
それは眠っている時と、覚醒している時の違いと、同じなのかもしれません。
私たちが眠りに就く時、意識がなくなります。
呼吸もしていますし、心臓も動いていますから、死んだわけではありませんが、意識がない状況は、死んでいるのと同じです。
つまり、私たちが眠っている時、意識はなくなったのではなく、違う形に変化したと考えられます。
また、その時の意識は、肉体から離れているのかもしれません。
その間に何があったのか、それは通常の意識に戻った時には、ほとんど何も覚えていません。
覚えているとすれば、何かの夢を見たというぐらいでしょう。
何故覚えていられないのか。
それは恐らく、意識の形態が変わったために、思考状態も変化したからだと思われます。
眠っている時の思考状態と、覚醒している時の思考状態は、全く異なっているのでしょう。
思考状態が異なっているため、眠っている間の体験の記憶を、上手く再生できないのです。
では、眠っている時の意識は、どんな状態にあるのでしょうか。
そのヒントは、幽霊にあると思います。
幽霊は亡くなった方の精神エネルギーです。
肉体は失われ、意識だけになった状態です。
姿を見せることもあれば、気配や音だけのこともあります。
触れることができる場合もあれば、触れることができない場合もあります。
目に見えないのに、写真に写っていることもあります。
幽霊はこの世界の法則に従わない、不思議な存在ですが、私たちが眠っている時の意識は、このような状態にあるのではないかと思います。
私たちが自分だと認識している意識は、生きている間の覚醒時限定の意識です。
それに対して、睡眠時の意識と死後の意識が、同等であるとするならば、そちらの意識こそが、私たちの本来の意識だと言えるでしょう。
幽霊という存在は、とても不思議で特別なもののように思えますが、実際は私たち自身が、幽霊のような存在だとすれば、どうでしょうか。
恐らくは、この世界で生きている、ということこそが、実は不思議で特別なものなのです。