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エネルギー保存則 その1

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エネルギー保存則とは、エネルギーは変化をしても、その総量は変わらない、という法則です。

つまり、存在しているエネルギーは、変化をすることはあっても、消滅することはない、ということです。

 ※Carolyn BoothさんによるPixabayからの画像です。

人が死ぬと、その人はいなくなったように思われます。

人だけでなく、他の生き物もそうですね。

死んだ生き物は、存在しなくなるとみなされるのです。

でも、人間も含めて、生き物が死ぬと、そこに死んだ体が残されます。

体は死んだあとも、消えることなく残るのです

やがて、その体はバクテリアや酵素の働きによって、分子レベルに分解されてしまいます。

でも、それは消滅したのではなく、別の形に変化したということです。

体を構成していた原子や分子は、消えることなく、どこかに存在し続けます。

消えたように見えるのは、それらの分子が集まってできた、体という形です。

もし、バクテリアや酵素が働かない状態にしていれば、死んだ体は崩壊することなく、いつまでもそのままで残るでしょう。

 ※Shutterbug75さんによるPixabayからの画像です。

でも、その体が再び動き出すことはありません。

それは、その体には意識がないからです。

では、意識はどうなってしまったのでしょうか。

消滅したのでしょうか。

意識をエネルギーと考えるならば、変化することはあっても、消滅することはありません。

私たちが生きている人や、生きている動物に、意識や心を認めることができるのは、その人や動物が、喜怒哀楽を表現して活動したり、こちらの行動に対して反応を示すからです。

死んだ人や動物は、自分で動くことはありません。
声をかけても、反応してくれません。

呼吸もしておらず、心臓も動いていなければ、二度とこの体が、元のように動くとは思えません。

そのような状態を、私たちは死と呼び、その人や動物がいなくなってしまったと、受け止めるのです。

でも、それはその人や動物との関わりや、コミュニケーションを持つことが、できなくなったという意味に過ぎません。

その体を通して、その人や動物の心の存在を、確かめることができなくなった、ということなのです。

 ※Leandro De CarvalhoさんによるPixabayからの画像です。

存在を確かめられないから、それが消滅したというのであれば、目を閉じれば、世界が消滅したということになるでしょう。

他の地域へ移動してしまった家族や、知人と連絡が取れなければ、その人たちは消滅したことになってしまいます。

でも、事実はそうではありませんよね。

自分が相手を確認できないというだけであり、相手はちゃんと存在しています。

しかし、死んでしまった人とは、永遠に連絡が取れないではないか、という人もいると思います。

そう思う人は、自分の知っている人が、太陽系外の宇宙を冒険する旅に出たと、想像してみて下さい。

 ※succoさんによるPixabayからの画像です。

地球から近い所にいる間は、連絡を取り合うことはできますが、あまりにも遠くへ行ってしまうと、連絡を取ることができません。

100光年も先へ行ったなら、電波に載せた互いの声や姿が、相手に届くのは100年先です。

生きている間に、連絡を取ることは不可能です。

でも、それは相手が消滅したという意味ではありません。

もちろん、その長い期間の間に、何か重大な事故が起きて、お互いが死んでしまうことが、あるかもしれません。

しかし、ここで議論しているのは、互いが生きていることが前提です。

生きていたとしても、二度と連絡が取れないという状況は、想定できますし、その状況において、相手が消滅するわけではないということです。

つまり死んだ人と、これまでのような意思疎通が、二度とできなくなったからと言っても、それがその人が消滅したという、根拠にはならないのです。

エネルギー保存則に従って考えれば、人は死んでも存在し続けます。

また、人以外の生き物についても同様で、大切にしていたペットや、可愛がっていた生き物たちも、死に関わらず、ずっと存在し続けているのです。

 ※Free-PhotosさんによるPixabayからの画像です。