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精神エネルギーの物質化 その3

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幽霊の思念が、空間に作用して、生前の肉体を再現できるのは、この世界そのものが、精神エネルギーだからだと言えるでしょう。

つまり、物質エネルギーは精神エネルギーでもあるのです。

 ※Larisa KoshkinaさんによるPixabayからの画像です。

生きている人間の体や、他の動物や植物、あるいは大地や海、大気などは、私たちが生まれるより、ずっと前から存在しているものです。

幽霊のように、いきなり空間から、作られたのではありません。

それらは全て、物質エネルギーで構成されています。

物質エネルギーが精神エネルギーであり、元々は全てが形を持っていなかった、としましょう。

すると、現在、形態を持つ全ての存在は、何者かの思念によって、生み出されたと考えることが、できるのではないでしょうか。

幽霊が自分の体を創るのと、基本的には同じ理屈です。

ただ、幽霊が創るのは、精々自分の体や、自分に関係した物だけでしょう。

しかし、この何者かは、私たちが知らないような、宇宙の星々を創ったのです。

 ※PexelsさんによるPixabayからの画像です。

それが何らかの知性体であるとしても、人間には想像もつかないような、高度な知性を備えた知性体に違いありません。

その知性体が生み出したのが、この時空間で、人類の集合意識は、その時空間を利用して、自分たちの世界を、築いて来たのではないでしょうか。

言ってみれば、高度な知性体が提供したものは、コンピューターの基板になるWindowsのようなものです。

人類の集合意識が創った世界は、Windowsを利用して創られた、アプリケーションプログラムのようなものでしょうか。

そして、私たちはそのアプリケーションプログラムの中の、一つのキャラクターなのです。

ゲームに参加しているだけでは、キャラクターを操作することしかできません。

でも、ゲームから外れて、プログラム操作ができるようになれば、規制のプログラムにはなかったイベントを、起こすことができるのです。

幽霊は規制のプログラムを離れながらも、まだゲームに未練があるため、自分だけのプログラムを創って、一人だけのゲームを続けているようなもの、なのかもしれません。