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うまく行かない結婚 その2

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人生には、結婚以外の出来事やイベントは、いろいろあります。

どれが重要かは、人によって違います。
価値観の違いですね。

結婚を何より重要に思う人もいるでしょうが、他にもっと大切に思うものが、ある人もいるのです。

そこに、いいか悪いか、正しいか間違っているか、という判断を持ち込むことはできません。

また、結婚についても、一夫一婦制の国もあれば、一夫多妻制の国もあります。

結婚を個人の関係と見る人たちもいれば、家同士の関係と見る人もいます。

入籍するのが正当な結婚と考える人もいれば、籍を入れなくても構わないと考える人もいるのです。

 ※yk86さんによる写真ACからの画像です。

ある限られた地域や、限られた人間関係の中では、結婚というものが、決まりきったものであり、誰もがその枠の中に、はまらなければならないと、受け止めてしまいます。

しかし、視野を世界に広げてみると、結婚についても、いろんな見方、いろんな考え方があるのがわかりますし、どれが絶対に正しいということは、できないわけです。

たとえば、結婚とは夫が外で働いてお金を稼ぎ、妻は家事をしながら子育てもするという、古い考え方を持っているとします。

こういう人は、夫婦は平等であり、仕事も家事も育児も分担でしようと考えている人とは、意見がぶつかってしまいます。

どちらも、自分の結婚観が正しいと信じていると、相手とぶつかるばかりです。

でも、結婚にはいろんな見方があると理解し、相手の考え方を受け止めることができれば、互いに認め合い、理解し合うことができるでしょう。

要は、結婚とはこんなものだと、自分勝手に決めつけないことです。

カレーにジャガイモを入れるか入れないかで、揉める人たちがいると、聞いたことがありますが、それと同じことですね。

 ※丸岡ジョーさんによる写真ACからの画像です。

どうしても譲れないと思う人は、どうして自分がそこに強くこだわるのかを、考えてみるといいでしょう。

また、相手が自分の考えに執着する場合も、その理由や根拠について、考えてみるといいと思います。

そこに、どちらが正しいか間違っているか、という判断を持ち込んではいけません。

ただ、どうしてそう考えるんだろうという理由を、探るだけのことです。

それは自分自身を知ることになりますし、他の人の考えを知るきっかけになります。

結婚生活がどうなのかということよりも、自分を知る、人間を知るということの方が、大切なことなのです。