仕事と遊び その2
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職場が仕事と遊びをきっちり分けているために、息苦しい思いをする人は、少なくないでしょう。
しかし、仕事を単なる作業だと、自分でそう受け止めているために、仕事が面白味のない機械的なものになり、嫌気が差すこともあると思います。
同じ作業をするにしても、そこに個人の考え方や、やり方を反映できる場合、その仕事を面白いと受け止める人と、つまらないと感じる人に分かれます。
面白いと思う人は、自分なりの工夫を入れたり、相手や周囲の人たちとの関係を考慮して、その職場を居心地のいいものに、しようとします。
つまらないと感じる人は、その仕事の意味を理解する意思もなく、言われた作業だけをしています。
工夫次第で面白くできるのに、そういう工夫をしようとも思いません。
そんな姿勢のままでは、たとえ転職して仕事を変えても、新しい職場で同じ状況が、繰り返される可能性は高いでしょう。
こういう人は、自分で仕事と遊びを別物だと、完全に分けてしまっていると思います。
仕事を楽しむという感覚を、持つことができれば、つまらないと思っていた作業が、とても面白く感じられるようになるかもしれません。
もちろん、どうしても自分には合わない、仕事というものもあるでしょう。
それでも、自分なりに仕事を楽しめるような、工夫をしているかどうかが大切です。
端(はな)から工夫をしない人は、どこで何をやっても同じです。
工夫はしたけれど、うまく行かなかったという人は、次の仕事ではうまく行く可能性は、十分あると思います。
仕事を楽しいものにできるかどうか。
これについて、経営者の意識はとても大きく関わっています。
しかし、これと同じかそれ以上に、自分自身の意識も、大きく大きく関わっているのです。