思いと行動

 ※acworksさんによる写真ACからの画像です。

思ってはいるんだけれど、実際には行動を取っていない。

そんなことって、よくありますよね。

部屋を片づけないといけない。
わかっているけど、いつも後回し。

家族との時間を大切にしなければ。
だけど、今は忙しい。

不健全な生活を改善しようと思う。
そうは言っても、なかなかむずかしい。

頭ではきれいごとを並べるのですが、実際には、それができない言い訳を、いくつも見つけるだけです。

やらねばならないはずのことは、何一つできません。

結局は、やる気がないんでしょ、と誰かに言われると、いや、頭ではやろうと思ってるんだけど、と弁解するのです。

確かに、やろうと思っているわけですから、初めから、そんなことやらないよ、というのとは違うでしょう。

でも、実際には何もしていない、ということは、本気では思っていないのです。

いくら言い訳をしたところで、他の人には通じません。

 ※acworksさんによる写真ACからの画像です。

私たちが暮らすこの世界では、行動と思考は一つのものです。
一体化しているのです。

学者が思考と行動を、別々に分けて考えてしまったので、二つは別物だと理解されています。

でも実際は、思考と行動は同じものです。

思考という表現をする時、それは目に見えません。

行動という表現をすれば、それは目に見えます。

つまり、行動とは思考が見える形で、表現されたものなのです。

やろうと思っているのに、何もやらない、というのは、やろうと思うけれど、まだやらないよ、という思考が表現されたものです。

その人が何を考えているのかは、その人の行動を見ていれば、わかります。

特に本人も気づいていないような、さりげない仕草を見れば、よくわかります。

 ※USA_KKさんによる写真ACからの画像です。

誰も見ていないのに、他人が捨てたゴミを拾う人。

誰も見ていないだろうと、平気でそこらにゴミを捨てる人。

困っている人を見ると、声をかける人。

困った人を見ても、気づかないふりをする人。

お店で店員さんに、ありがとうと言う人。

お店で店員さんに、黙ってお金を投げて寄越す人。

ちゃんと患者に向き合って、きちんと話を聞く医師。

パソコンのモニターばかりを見て、患者の話を聞かない医師。

みんな、自分の思いを口にしていませんが、その行動でどんな人なのかが、一目でわかります。

 ※TumisuさんによるPixabayからの画像です。

また、自分自身を見つめてみても、面白いと思います。

自分が実際に取っている行動を、自分で確かめてみて下さい。

自分が何かを考えていたとして、それが本気での考えなのかどうかが、一目瞭然です。

ようし、やるぞ、と言いながら、何もしていなければ、それだけの思いだということです。

いつかはやるけど、そのうちな、という思いが表現されているのです。

充実した暮らしをしたいと思った時、その思いが本物かどうかは、自分自身の行動を見れば、すぐにわかります。

案外、好い加減な気持ちなんだと、気づかされるかもしれません。

いやいや、自分は本気で思ったんだ。
こんなことではいけない、と自分を叱咤激励することもできます。

そうすれば、実際に充実した暮らしを、手に入れることができるでしょう。

思いと行動は同じものです。

このことを、ぜひ日常の暮らしに活用してみて下さい。