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悪習慣から抜け出す その3

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悪習慣の原因がわかったとしても、それですぐに悪習慣から、抜け出せるわけではありません。

原因を解決しなければ、無理に悪習慣だけを断ち切ろうとしても、なかなかむずかしいと思います。

この悪習慣を何とかせねばと、悪習慣に意識を集中させると、却って悪習慣に引っ張られてしまい、抜け出すことは困難になります。

 ※photosforyouさんによるPixabayからの画像です。

悪習慣から抜け出すためには、何か違うものに意識を合わせることが有効です。

意識を合わせやすいとなると、自分が興味を持てることです。

つまり、自分が本当にやりたいと思っていることに、夢中になることです。

お金がないからできないとか、こんな場所ではできないとか、できない理由を並べるのではなく、その状況の中でもできることを見つけ出し、何が何でもやってやるんだという、強い意気込みを持つのです。

言い換えれば、それだけ本当にやりたいという気持ちがなければ、口先だけでやりたいと言ってもだめだ、ということです。

悪習慣から抜け出すためには、それに応じた強い力が必要なのです。

だからこそ、自分が本当にやりたいことが、一番ふさわしいのです。

また、悪習慣の原因、悪習慣の正体を知らなければ、本当にやりたいことをしているつもりでも、悪習慣は手強い相手となるでしょう。

しかし、悪習慣の理由がわかっていれば、つまり、自分の心が悪習慣を通して、何を伝えたいのかが理解できていれば、向きになって悪習慣と戦う必要はなくなります。

 ※acworksさんによる写真ACからの画像です。

本当にやりたいことに専念すれば、悪習慣の原因も、自然と解決されて行くでしょう。

本当にやりたいことをしているつもりでも、ふと悪習慣の誘惑が出て来ることがありますが、それはそれで気にすることはありません。

また、悪習慣を始めてしまったと悔やまなくても、気にせずにやりたいことに専念するのです。

変化は少しずつ起こりますから、悪習慣の誘惑が繰り返されても、その力は徐々に弱まって行きます。

それと比例するように、自分がやりたいことには、どんどん夢中になるはずです。

やりたい事にのめり込むほど、悪習慣は遠のいて行きます。

気がつけば、やりたいことだけをするようになり、悪習慣はいつの間にかなくなっているでしょう。