精神エネルギーの物質化 その2
私たちの世界で、真空と思われている空間は、本当は無限のエネルギーが、詰まっていると考えられています。
幽霊が思念の力で、この空間のエネルギーを使って、物質を作り出せるのであれば、私たちにも同じことができるはずです。
何故なら、幽霊は元々人間であり、私たちと何の違いもないからです。
違いがあるのは、肉体を伴っているかいないか、という点だけです。
と言うことは、私たちの思念による、空間への影響を、肉体が抑制していると考えることができるでしょう。
私たちの思念が集中されているのは、あくまでも自身の肉体です。
周囲の環境に対して、何等かの影響を与えるのは、肉体の活動を通して行われます。
しかし、私たちの思念の集中を、肉体から外すことができたなら、幽霊と同じことが、できるのかもしれません。
可能性があるのは、体外離脱体験でしょう。
肉体は眠ったままで、意識が覚醒している状態にある時、その意識を肉体から外すことができれば、それは肉体を持たない幽霊と、同じ状態だと言えます。
ただ、幽霊は肉体との関係が、完全に断たれていますが、体外離脱をする人は、生きているので、肉体との関係が断たれたわけではありません。
そこのところが、思念の時空間への影響に、関与しているのかどうかは、わかりません。
実験できるのであれば、やってみると、とても面白いと思います。
もし、できるということが確かめられたならば、意識や時空間というものの受け止め方が、これまでとは全く違うものになるでしょう。
それは、科学の進歩に留まらず、人間存在の意味や、あの世を含めた、別次元の世界の理解が広がり、人々の価値観や暮らし方が、大きく変わることと思います。
その変化は、人類の進化につながるものとなるでしょう。