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感情と波長 その3

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 ※rottonaraさんによるPixabayからの画像です。

近くにいると、こっちまで明るくなるような、楽しい人っていますよね。

また、その人がいるだけで、部屋の空気がピンと張り詰めるようなことも、あると思います。

何となく、いらいらのオーラが伝わって来る人もいますし、癒やしのオーラを放つ人もいます。

こういうことは、物理学的には説明できません。

何故なら、意識や感情は物質エネルギーではないので、物理学の範疇に入らないのです。

しかし、ある人の持つ感情が、周囲に伝わるのであれば、物理学的な空間とは、別の空間を想定する必要があるでしょう。

感情の波は、その空間を通って、周囲に伝わると考えられます。

電波がアンテナから周囲に広がるように、その人を中心にして、その人の感情が球状に広がるのです。

 ※acworksさんによるイラストACからの画像です。

私たちは五感に意識を集中していますので、他の感覚は希薄です。

そのため、ある人から伝わる感情の波に触れても、何となく感じる程度にしか、わからないのでしょう。

あるいは、さっぱりわからない人も、少なくないでしょう。

この感覚に鋭敏な方であれば、その人の心の状態を、はっきり認識したり、感情の波が色のついたオーラとして、見えるのかもしれません。

いずれにしても、感情すなわち心の振動が、周囲に伝わるということは、物理学で理解している空間とは、別の空間が重なっているわけです。

私はこれを精神場と呼んでいるのですが、精神場を想定するかどうかで、世界観は大きく変わると思います。

世界はどのように構成されているのか。
意識や心とは、どのようなものなのか。
生きるとか死ぬとかというのは、どういうことなのか。

精神場を想定すれば、現在の科学ではうまく説明できないことが、いろいろと理解できるようになるでしょう。