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周期ゼミ

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 ※Dan KeckさんによるPixabayからの画像です。

アメリカ東部で17年に一度、羽化する周期ゼミが、大発生しているそうです。

その数は、数兆匹になるのではないかと、予測されています。

このように、長い年月の間、地中で暮らすセミには、13年毎に発生するものと、17年毎に発生するものがあるそうです。

今回、話題になっているのは、17年毎に発生するものです。

どうして13年や17年なのか。

それは、13と17という数字が素数であるため、天敵が 3年や4年周期で現れても、天敵と合う回数が少ないからだ、と言う研究者もいます。

でも、セミの天敵全てが、3年や 4年周期で現れるわけでは、ありません。

それに、一匹のセミの幼虫が、地中にいるのが17年だとしても、全体で見れば、毎年、このセミが地上に現れても、不思議ではありません。

このセミが面白いのは、幼虫が地中に17年もの間、暮らしていることと、それらが一斉に顔を出すということです。

毎年少しずつ、地上に出るのではなく、一斉に出た方が、天敵に襲われても、生き延びる数が多いから、と考える学者もいます。

でも、セミがそんなことを考えて、よし、17年後に外に出るか、と決めたとは思えません。

鉄は磁石になります。

それは、一つ一つの鉄原子の電子が、全部同じ方向に回転するので、そこに発生する磁力が束ねられて、大きな磁力を生んでいるのです。

磁石でない鉄は、それぞれの鉄原子の電子が、てんでばらばらに回転しているので、発生する磁力が打ち消し合って、磁石としての力を持たないのです。

これと同じように、13年や17年周期で大発生するセミは、その集団意識の中で、周期を決める何かが、統一されているのかもしれません。

それが、どうして13年や17年なのか。

その理由はわかりませんが、天敵がどうとかいうものでは、ないと思います。

13年や17年周期で発生しなければ、生存できないのであれば、他の種類のセミは、とうの昔に絶滅しているでしょう。

天敵とは違う、何か他の理由があるはずです。

人間にはわからない、何かの周期が、地球にはあるのかもしれませんね。

海に暮らす生き物の中には、大潮の時に、一斉に産卵をするものがいます。

彼らはカレンダーを持っていませんから、何かを感じて、その感覚に合わせて産卵しているのでしょう。

それと同じで、周期ゼミは、13年や17年毎の、何かの地球の周期を感知して、それに合わせて発生しているのかもしれません。