地球の子供たち その3
人間は特別ではありません。
個性的なだけです。
他の存在と自分は、見た目が違うだけで、同じ所から出て来た、兄弟なのだと考えてみて下さい。
全ては、同じものの一部であり、同じものの数ある表現の一つに過ぎないのです。
周囲にあるもの、自分がいる世界を、そのような目で見てみて下さい。
見た目は別のように見えるけれど、エネルギー的にはつながっていると、考えて下さい。
そして、普段は無視してしまいがちな、自分がここに存在しているという感覚に、意識を向けてみて下さい。
自分の存在と言っても、体の五感ではありません。
静かな所で目を閉じて、ただ自分を感じてみるのです。
意識としての自分しか、わからなくなった時、自分の形や大きさも、わからなくなるでしょう。
それは、海とつながった水滴の状態です。
つまり、世界とつながっている、エネルギーの自分です。
その時の感覚を、普段の時にも思い出せたなら、日常生活の中でも、自分が世界とつながっていると、感じることができるでしょう。
自分は世界とつながっていて、独りぼっちではないと、理解できると、無意識からの情報を、どんどん受け取ることが、できるようになります。
そうなると、何をすべきかではなく、何をしたいのか、ということを重視するようになります。
他人の目も気にならなくなりますし、他の人と自分を比べることも、関心がなくなって来ます。
他人の評価など気になりません。
自分を評価できるのは、自分だけだとわかるからです。
その評価も、これはだめだという評価ではなく、もっとこうした方がいいぞ、という評価です。
他の存在とのつながりを、感じるようになれば、どんなことにでも感謝の気持ちが生まれます。
それは人生の喜びの証であり、自分が生きて存在していることの、意味と価値を示すものなのです。