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地球の子供たち その2

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何をしたらいいのか、悩んでしまう。
みんなと同じでないと、不安だ。
大きなことをする人が、うらやましい。
生きている意味が、わからない。

こんな風に思っている人は、とても多いと思います。

こんな風に考えてしまう原因は、視覚情報への頼り過ぎです。

表面的な情報だけで、物事を判断する癖がついているので、本当のところは、よくわからないのです。

だから、間違った情報や、良くない情報でも、すぐに飛びついてしまうのです。

その間違った情報の最たるものが、人間は特別な存在だ、というものです。

 ※mohamed HassanさんによるPixabayからの画像です。

特別ということは、特権があると受け止められます。

それは他のものに対して、何をしても許されるという考え方に、結びつきます。

この、人間は特別だという発想は、個人的にも、自分は特別でありたいという願いに、つながるのです。

しかし、正しく言うと、人間は特別なのではなく、個性的なのです。

他の生き物、他の存在と異なるのは、人間が特別なのではなく、人間という個性を表現しているだけです。

他の生き物、他の存在たちも、それぞれの個性を表現しています。

どれが特別ということはありません。

立場的には、全ての存在が同等であり、同価値です。

人間社会においても、個性を尊重しようという動きが、加速されているように思います。

お金や地位、権力などで優劣を決めるのではなく、全ての人が同等であると考えることは、人間の知性がアップしたことを、意味します。

それは人間社会が、ユートピアになるということです。

でも、まだまだその動きは、強いとは言えません。

 ※Gerd AltmannさんによるPixabayからの画像です。

権力者たちは、自らの立場を維持しようと、躍起になっていますし、多くの人が、権力者たちた掲げている、経済や軍備の理屈を、鵜呑みにしています。

それはやはり、視覚的な情報に頼り過ぎているからでしょう。

本当の自分の価値、自分が存在している意味が、理解できていないのです。

私たちは、エネルギー的に地球とつながっています。

それは宇宙とつながっているとも言えますし、世界とつながっているとも言えます。

私たちは常に全体の一部であり、全体から切り離すことは、不可能です。

なのに、自分は世界から切り離されている、独立した存在だと、自らを欺いてしまうから、おかしなことになるのです。

全体から切り離されていると、信じている人間は、その潜在的な能力の大半が、使えないままになります。

思考しているようで、思考がストップした状態です。

私たちが何かを思いついたり、深く物事を理解できるのは、心が全体とつながっている時です。

そうでない時は、誰も操作していない、ゲームのキャラクターが、自動的に動き回っているのと、同じ状態です。

毎日毎日同じことの繰り返しで、何の変化もありません。

何か大きな出来事が起こっても、その意味を理解することもできないし、どうすればいいのかもわかりません。

みんなと同じでなければ安心できず、自分なんかに何ができると、常に自信のなさが根底にあります。

そんな風に感じて悩むのは、本物の思考が止まっているからです。

 ※Anemone123さんによるPixabayからの画像です。