ありがとう

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ありがとう。

私はこの言葉が大好きです。

日本人が当たり前に使う言葉ですから、この言葉に込められた気持ちが、言葉と一緒に伝わって来るのですね。

ありがとうは、漢字で書くと、「有難う」となります。

つまり、語源は「有り難き」にあるわけです。

時代劇などで、武士がかしこまって、「有り難き仕合わせ」と言う場面を、観たことがありませんか。

あの「有り難き」ですね。

「有り難き」は「有ることが難しい」という意味ですから、当たり前のことではない、ということになります。

つまり、相手がしてくれたことを、当たり前とは思っていませんよ、という意味が、「ありがとう」という感謝の言葉になったわけです。

最近、誰かに何かをしてもらっても、何の反応も見せない人が、多いように思います。

まさに、有り難きこととは感じていないのでしょうね。

やってもらって当然という気持ちなのでしょう。

これでは人間関係が悪くなりますし、自分自身がつまらない人生を送ることになると思います。

本当は大切な人なのに、その人が永遠にいてくれるなんて、勝手に信じていると、ある日突然、その人がいなくなる。

その時に初めて、その人の大切さを知るということは、ドラマでも現実でも見られることです。

でも、失って初めて知るなんて、馬鹿馬鹿しいことではないでしょうか。

初めから、有り難きことと思っていれば、お互いに一緒にいられる間に、楽しい思い出をたくさん作ることが、できるのです。

みなさんも「ありがとう」という言葉の意味を、今一度噛みしめてみて下さい。

当たり前に使っている言葉に、深い意味があったのだと知れば、同じ言葉を使う時に、人生の豊かさを感じることは、間違いありません。

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ちなみに、英語では感謝を伝える時に、Thank you と言いますね。

この thank という言葉は、「思う」という think から来ているそうです。

つまり、Thank you というのは、「あなたを思っています」という意味になるわけです。

あなたがしてくれたこと、あなたの気持ちを、私は忘れませんよ、という意味なのですね。

これもまた、いい言葉じゃないですか。

thank you は日本語英語として定着し、日本人も軽い気持ちで、「サンキュー」と言いますよね。

その時に、「あなたのことを思ってるよ」という思いを込めて、「サンキュー」と言ってみて下さい。

その瞬間に、あなたと相手の方との周りには、とても温かいものが広がるでしょう。