UFOの飛行システム
UFOは空中に静止したまま浮遊したり、ジェット機を追い越すほどの猛スピードで、空中を飛びます。
慣性の法則など無視したように、急停止したり、V字のような急激な方向転換も可能です。
突然消えたり現れたり、テレポートしたように瞬間的に、別の場所に移動したりもします。
UFOの動きは、現代科学では解明不能です。
それ故に、UFOの存在自体が、未だに信じられない人がいるのです。
目にも留まらぬ、猛スピードで飛んだ後、急激に停止したり、方向を変えたりすれば、中にいる者はどうなるでしょう。
加速度の変化に耐えられず、死んでしまうというのが、人間の常識です。
無人であれば、中の乗務員の心配は、しなくて済みます。
それでも、UFO内部の機械や本体に、ものすごい負担がかかるのは、間違いないでしょう。
その負担に耐えられるほどの、機械を造れるのかということも、技術者から見れば、懐疑的に思われるでしょう。
いずれにしても、急停止や急な方向転換をする UFOは、地球人が知る常識では、有り得ないことなのです。
しかし、アメリカ政府が認めたように、UFOは実在しているのです。
まるで人類をからかうような、荒唐無稽な動きを見せるのは、自分たちの存在を、見せつけているかのようです。
私は科学者ではありませんし、エンジニアでもありません。
それでも、UFOの動きについて、自分なりに考察してみました。
人間の科学の常識を、越えた動きですから、人間の理屈や理論で考えても、解明はできません。
UFOを操る者たちは、遠い宇宙か異次元から、この地球へ来たと考えられます。
しかし、時空を超える技術がなければ、そんなことは不可能でしょう。
つまり、UFOの中にいる者たちは、時空間というものを、熟知しているに違いないのです。
それに対して、人間が時空間について、知っている事は、ほとんどありません。
ただ、空間と時間がある、ということだけです。
人間の乗り物は、瞬間的に空間を、移動することはできません。
しかし、UFOはそれが可能なのです。
UFOを解明するには、時空間について、考える必要があります。
そこで私は、自分がいる場所について考えました。
空間の中ですから、数学的に言えば、縦・横・高さの三要素が決まれば、三次元空間の中の、私の居場所が決定されます。
ちょっと見づらい図で、申し訳ないのですが、上の図は x, y, z の三つの座標軸で、三次元空間を表現したものです。
空間座標の中の1点を、Pとした場合、Pの位置はx軸とy軸とz軸の数値で、説明できます。
表現の仕方は、P (x, y, z) となります。
上図の点P1は、x軸の数値が0、y軸の数値が5,z軸の数値が4です。
ですから、P1の位置は、P1 (0, 5, 4) と表現されます。
同様に、P2は P2 (-2, 5, 0) P3は P3 (-2, 0, 4) P4は P4 (-2, 5, 4) となります。
私の居場所がP4だとすると、私は P4 (-2, 5, 4) にいると表現できます。
ただ、この世界には、時間の流れがありますから、同じ場所でも、今という瞬間と、過去、未来は、それぞれ別の場所と、考えることができます。
その場合、空間の一点を決めるx軸、y軸、z軸に加えて、時間を表すt軸を考慮します。
でも、それを図で示そうとすると、四次元的なものになってしまうので、ちょっと描くのはむずかしいですね。
文字で表すと、P4 (-2, 5, 4, t)となります。
このtに、t軸の数値を入れるのです。
たとえば現在のt軸の数値を0とすると、この瞬間に私がいる場所は、P4 (-2, 5, 4, 0) となります。
ある未来の一点のt軸の目盛りを、8としましょう。
すると、その未来の私の居場所は、P4(-2, 5, 4, 8) となるのです。
同様に、過去の一点のt軸の目盛りを、-6とします。
すると、その時の私の居場所は、P4(-2, 5, 4, -6) となるわけです。
数学が嫌いな人は、そろそろ混乱して来ているかも知れませんね。
すみません。
でも、もう少しお付き合い下さい。
時間の流れも考慮した、自分の居場所は、(x, y, z, t) の数値で表現することができます。
ここにもう一つ、意識を合わせる世界を、表現する要素wを、加えるとしましょう。
要素wとは、無数にあるパラレルワールドの中の、どの世界に焦点を合わせるか、という意味です。
要素wを考慮すると、自分の居場所は (x, y, z, t, w) の数値で表現されます。
これは 、w という世界における、t という時間の、x, y, z が示す位置、という意味になります。
今、私たちが意識を合わせているのは、この世界です。
でも、死んだ人たちの意識が、合わせているのは、別の世界です。
異星人たちが、普段存在している世界も、私たちとは違う世界だとしましょう。
それぞれ違う世界ですから、w に入る数値が、それぞれ異なるわけです。
私たちの世界の、w軸の数値を0として、あの世のw軸の数値を-1とします。
またUFOが普段潜んでいる世界の数値を、1とします。
今、私がいるP4という場所は、P4 (-2, 5, 4, 0, 0) となります。
この最後の数字、w軸の0を-1に変えることができたら、その瞬間に、私はあの世へ移動するでしょう。
w軸の0を1に変えて、P4 (-2, 5, 4, 0, 1) となれば、私は異星人たちがいる世界へ、移動することになるのです。
しかし、その移動は、物理的な移動とは違います。
自分はその場所から、一歩も動いていないのに、周りの景色が、一瞬で変わるわけです。
360度鑑賞できる立体映画の映像が、別の映画の映像に変わるようなものです。
恐らくですが、異星人たちは、次元を超えた空間座標を、自由に変えることが、できるのだと思います。
自分が見ている立体映像を、好きなように変化させるわけですね。
私たちから見れば、猛スピードで動いているUFOですが、異星人から見れば、ずっと同じ場所にいるわけです。
猛スピードで動くのは、UFOではなく周囲の映像の方なのです。
加速度もかかりませんから、私たちから見て、猛スピードでジグザグ飛行をしていたとしても、UFOの中にいる異星人たちは、振り回されたりはしません。
x軸、y軸、z軸の数値を急速に変えれば、猛スピードで移動できます。
連続変化ではなく、いきなり全然違う数値に変えれば、瞬間移動になります。
w軸の数値を変化させれば、パッと現れたり、パッと消えることができるのです。
t軸の数値も変えられるのだとすれば、過去や未来へも、移動できるのかも知れません。
どうすれば、そんなことができるのでしょうか。
そのヒントは、心や意識にあるのだと、私は考えています。
精神エネルギーである幽霊は、一瞬にして離れた場所へ、移動することが可能です。
私たちが見る夢の世界も、私たちの思考に応じて、一瞬で景色や様子が変化します。
どうすればと考える必要はありません。
全ては自分が、思い浮かべたとおりになるのです。
きっと異星人は、世界が精神エネルギーで構成されていること、自分たちの意識が、その一部であることを、理解しているのでしょう。
空間の精神エネルギーに、自分たちの意識を作用させることで、UFOの自在な動きを、生み出しているのだと思います。
付け足して言うならば、乗り物としての UFOは、彼らの精神エネルギーを、物質化することで、作られているのかも知れません。
つまり、UFOは異星人の意識とつながっており、異星人が考えたとおりに、自動的に動くのです。
UFOを解明する鍵は、精神エネルギーにあると思います。
心が何かわからない、なんて言っているうちは、UFOの解明はむずかしいでしょう。