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その幸せ、本物ですか その2

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人はいつも自分と他の人を比べ、その違いに一喜一憂するものです。

それは子供の頃から、学校や家庭でそうするように、教え込まれたからです。

疑いを知らない子供の頃に、刷り込まれた考えは、大人になってからも、何の疑いも持たずに抱き続けるものです。

そうして、当たり前のことのように、人並みの幸せを追い求め、幸せに見える人たちと、同じような暮らしをしようとするのです。

でも、人並みの幸せというものは、まやかしです。

そんなものは存在しません。

あるのは、自分自身の幸せです。

本当の幸せとは、自分にしかわかりません。

誰かの真似をして、幸せになれるわけではないのです。

人並みの幸せという考え方が、心に刷り込まれていると、世間で幸せと考えられているような状況に、憧れを抱きます。

でもそこに至ることができなかったり、つかんだはずのその状況が失われた時に、自分は不幸のどん底に落ちてしまったと感じます。

そこから這い上がる気力もありません。

これから先、どうやって生きて行けばいいのかと、不安になったりもします。

でも、本当の幸せというものを、知ることができたなら、自分が置かれた状況を、乗り切って行くことができるでしょう。

だけど、本当の幸せがわからないから、悩むわけですね。

でも、大丈夫です。

ただ、いきなりは難しいと思います。

それを理解する前に、やらなければならないことがあるのです。