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内子で出会ったタロットの女性

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先日、私と家内と娘の三人で、内子へ遊びに行きました。

八日市の町並みの一画に、最近ナッツやドライフルーツの、量り売りの店ができたので、そこを訪ねたのですが、ここのナッツもドライフルーツも、とても美味しいのに値段が安いんです。

それで、この店はうちのお気に入りになりました。

この日も、欲しい品をたくさん購入したのですが、たまたまこの日は、タロットカードで悩みや運勢を見てくれるという女性が、このナッツ屋さんとコラボして、無料でタロットの体験をさせてくれるという企画がありました。

その女性は私たちがナッツやドライフルーツを、瓶詰めしている間、店内の端に座っておられたのですが、買い物が終わったあとに、お店の人からタロット体験を勧められ、それぞれがみてもらうことになりました。

本格的なタロットでは、数枚のカードを並べて、相手の状態や運勢をみるのですが、今回は体験なので、一枚だけを引いて、そのカードを通して、簡単な答えを示してくれました。

個人情報になりますので、詳しいことはここには書きませんが、家内も娘も実に適切なカードと、カードの説明を示していただきました。

こちらも特に細かいことなど、何も話していないのですが、まさにぴったりという答えが出て来たので、みんなで驚きながらも満足させていただきました。

この方はカードを引く前に、少しだけ瞑想のようなことをされるのですが、それは何をしているのかと尋ねてみると、相談者の守護霊など、目に見えない存在に、相談ごとの答えを求めているとのことでした。

それは言ってみれば、悩みや考え事を持つ人自身が、心の奥底ではその答えを持っているとうことで、この方はその答えをうまく引き出して、それをカードという形で示してくれるのですね。

あとになってからも、すごいねと家族ともども感心しきりでした。

さて、最後に私の番となったのですが、私は別にこれと言った悩みも心配ごともないので、見てもらうものがありません。

それで、どうしたものかと考えた末、宇宙人が人類の前に姿を見せるのは、いつ頃になるのかを知りたいと尋ねました。

人によっては、ふざけた質問には応じられないと、言うかもしれません。

しかし、この方は知り合いの中に、UFOを目撃した人がいると仰り、私の問いかけに真面目に応じてくれました。

ちなみに、私は決してふざけて尋ねたのではなく、本当に知りたいと思ったから尋ねたのです。

答えは質問者の方にあるということなので、私は自分の高次の意識から、彼女へ情報が流れるようにと思いながら、彼女がタロットカードを選ぶのを眺めていました。

そうして彼女は自分が選んだカードを眺め、少し首を傾げながら、6ヶ月か6年と言いました。

選ばれたカードには、six of autumn とありました。
秋の6ですね。

この6という数字を、6ヶ月か6年かと迷われていたようですが、恐らくその間なのだろうと私は思いました。

また、それが秋の季節なのかどうかはわかりませんが、秋であるならば、6ヶ月後は初夏ですから、6年後の秋ということかもしれません。

あるいは、真夏の暑さのような大騒動が沈静化し始めた頃、という意味にも取れます。

たった一枚のカードだけで、意味をくみ取るのは、難しいことだと思います。

それでも、具体的な数字のカードが出て来ましたし、私が感じている時期と、大体同じのように思えましたので、彼女は上手く情報を引き出せたのだと受け止めました。

6ヶ月から6年の間と言っても、あっと言う間の期間です。

それで宇宙人が姿を現すとなると、それはとても楽しみであり、素晴らしいことです。

ただ、今の人間の状態では現れないでしょうから、この短期間の間に、宇宙人が姿を見せても大丈夫と思えるような、大変革が人類に起こるという意味になります。

それは人によっては、とんでもない大恐慌に見えるかもしれません。

人類はおしまいだと思うかもしれません。

でも、その先には宇宙人と対等に話ができるような、人間社会が生まれているということであれば、不安や心配ばかり抱えるのではなく、その先にある楽しみに目を向けるのがいいでしょう。

このタロットの結果に、私は大いに満足しましたし、それまでに自分にもできることを、もっと気合いを入れてやらねばと、いう気持ちになれました。

また、家族三人に適切な情報を与えてくれた、このタロットの女性には感謝してやみません。

そもそもタロットで情報を引き出せるということ自体が、不思議そのものです。

美味しいナッツやドライフルーツを手に入れられただけでなく、とてもエキサイティングな体験をさせてもらえた、楽しく有意義な内子でした。