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言うばかり その1

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何かをしないといけない時に、やるよと口では言いながら、実際にはなかなか動かないってこと、ありますよね。

それをやらなければ、痛い目に遭うというのがわかっていれば、渋々ながらでもやりますが、それでも作業に気持ちが乗りません。

面倒臭そうにやるので、なかなか作業は終わりませんし、終わったとしても、本当に満足がいくものにはなりません。

逆に、何だこれはと、お叱りを受けてしまうことも、しばしばではないでしょうか。

どうしてこうなるのかと言うと、何かをしないといけないと言いながら、本音では、別に今それをしなくても構わない、という気持ちがあるからです。

あるいは、何でそんなことをしないといけないのか、という反発心さえ潜んでいるかもしれません。

表面的には、やらないといけないことであると、そこは理解しているので、やりますよと口では言うのですが、本当はそうは思っていないので、なかなか始まらなかったり、やってみても、うまく作業が進まないわけです。

それで問題が起こったり、あとで嫌な気持ちにならないのであれば、別にそれでも構わないのですが、一応はやらないといけない、ということであるならば、それをやらなければ、必ず何かのトラブルに見舞われることでしょう。

それを避けるためには、どうすればいいのでしょうか。

答えは簡単です。

どうして、それをやりたくないのか、という理由を探ることです。