幸せですか その4
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本当の幸せを突きつめて行くと、ただいるだけで幸せだと、理解し感じるようになるでしょう。
自分が存在していることに不思議を感じ、そのことが嬉しくて、ただ感謝の気持ちで一杯になります。
自分がどこに、どのような姿で生まれたのかは、関係ありません。
性別も、裕福さも関係ありません。
しかし、それが理解できるようになるためには、安らぎが必要です。
安らぎのない環境に留まっていたのでは、自分の存在に喜びを感じることができません。
逆に、どうして自分はこうなのか、どうして自分は苦しまなければならないのかと、自分の存在に疑問を抱いてしまいます。
人生は学びです。
一つの視点から眺めていたのでは、全体の姿はわかりません。
自分が置かれている状況が、本当に自分にとってよくないものなのかは、視点を変えて見ればわかります。
視点を変えることで、あれ? と思えたならば、そこは思ったような悪い環境ではなかったと、言うことです。
視点を変えても、やっぱりここはよくないな、と思ったなら、思い切ってそこを離れてみるのです。
ただ闇雲に移動しただけでは、移った先で、また嫌な想いをするかもしれません。
自分が何を求めているのか、どんな自分でありたいのか、自分の心をよく確かめて、それに見合った所を目指すのです。
そうやって、自分が居心地がいい所を見つけることができたなら、自分が自分でいることが、嬉しくなって来るでしょう。
そうなった時に初めて、ただいるだけで幸せに思えるようになるのです。