全ては表現 全ては言葉 その5

人は言動によって、心を表現します。

また人間の姿は、人間の本質を表現するのに、うまくできていると言えます。

人間の知性を存分に表現するために、人間の脳は大きく発達していますし、様々な創造を行うために、四つ足ではなく二本足になって、両手を自由に使えるようになっています。

まさに人間の体は、人間の心を物質世界に、表現したものと言えるでしょう。

同じように考えれば、他の生き物、あるいは他の存在全てが、その本質を物質世界に表現したものと、見ることができます。

動物には動物の心があり、植物には植物の心があります。

大地や水、風や雲にも、それぞれの心があるのです。

そして、それらがこの世界に表現されたのが、私たちが目にしたり、耳に聞いたり、手に触れたりしているものなのです。

もちろん、これは私たちの感覚によって、制限された表現ではあります。

他の感覚があれば、今とは違ったような表現を、見ることができるでしょう。

いずれにしても、世界に存在する全てのものは、その本質が表現されたものなのです。

そよ風に揺れる草花が、歌っているように感じられたなら、それは実際に風と草花が一緒に歌っているのでしょう。

人間には大災害に思えるような自然の変化も、自然にとっては、ただ貯まったエネルギーを放出しただけに過ぎないと思います。

人間がストレスを発散するのと、同じですね。

今言われる異常気象による災害は、人間が加えたストレスが、大きく影響しているというところが、問題なのです。

これが嫌ならば、自然にストレスを加えることを、やめるしかありません。

このストレスは、単なる温暖化ガスによるものだけではないと、私は思っています。

人間も自然の一部であり、地球の一部です。

エネルギー的に見た場合、両者を明確に分離するのは、無理でしょう。

その人間の心が、思いやりのないすさんだ状態にあるならば、それは周囲の自然のエネルギー状態に、大きな影響を与えることと思います。

自然の本来の姿は、調和です。

何故なら、元々みんな同じ所から現れたものだからです。

人間の体は各部によって、そこを構成する細胞は違いますが、元はみんな一つの受精卵から、分裂してできたものです。

それと同じことです。

みんな、元は一つだったのです。

全ての細胞が調和して活動することで、体は維持されています。

それができなくなると、体は病気になりますし、死ぬこともあります。

その代表的なものが、癌です。

地球における今の人間は、まさに癌細胞と同じです。

地球におけるエネルギーの調和を乱し、地球をあるべき姿から変えているのです。

地球や、地球上に存在する全てのものの本質は、調和です。

それが存在するものの、あるべき姿なのです。

調和は外から眺めた時の表現ですが、内から眺めると、違う表現ができます。

それは、愛です。

愛とは調和を内面から眺めた表現なのです。

今の人間のエネルギーは、自分さえよければいいという、愛とは真逆のものが大半です。

そんなエネルギーが地球上を覆っているのですから、地球のエネルギーがおかしくなるのは、当然でしょう。

人が今するべきなのは、温暖化ガスを出さないようにするとか、自然破壊をしないということだけでなく、本来の自分の姿を取り戻すということです。

つまり、人間の本質である愛に目覚め、愛に生きるということです。

それによって、人間自体が素晴らしい暮らしができるようになるでしょうし、地球に対するストレスを、大きく軽減することができるでしょう。

行動的にも、自然を大切にするような行動を、しなくてはならないからするのではなく、そうしたいからするようになるのです。

自分たちの本当の姿を知り、それを素直に表現する。

それこそが、今の私たちに求められていることなのです。