自分を生きる その1
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自分を生きるというと、どういうことでしょうか。
みんな、自分は生きているぞと思うでしょう。
でも、それは本当に自分を生きていると言えるのか、という話です。
自分を生きるということは、自分の人生を自分の足で歩むということです。
そんなの当たり前じゃないかと、言われるかもしれません。
でも、本当にそうなのかは、一度確かめて見た方がいいでしょう。
人生を自分の足で歩んでいるつもりでも、実際は決められたレールの上を、決められた乗り物に乗せられて、移動しているだけかもしれません。
動いていれば、周りの風景が変わって行くのは、自分の足で歩もうと、決められた乗り物に乗っていようと、同じ事です。
違うのは、見えている世界に何かが起こった時に、それに対して柔軟に対処できるかどうか、ということです。
自分の足で歩んでいるのであれば、何があっても、それに応じて好きなように動くことができます。
しかし、レールの上の乗り物に乗っていれば、そこから逃れることができません。
レールの先に大きな壁や大きな穴があったなら、迫る危機に叫びながら、他の乗客たちと一緒に、そこへ真っ直ぐ向かうばかりです。
これは大きな違いです。
自分は本当に、自分を生きているのか。
一度は確かめて欲しいと思います。