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人生大学 その1

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人生は学びです。

人生は学校です。

あなたのクラスは、わたし学部わたしだけ課です。

受講生はあなた一人。

教師もあなた自身です。

正確に言えば、教師はあなたの心の奥底にいる、とても知性の高いあなたです。

受講生は、普段のあなたです。

普段のあなたは、教師であるあなたとは、切り離されている感じで生きています。

教師であるあなたが、いろいろ声をかけても、受講生であるあなたは、他のことに夢中になっていると、その声が聞こえません。

その状態で様々な出来事にでくわして、それをいろんな感情で受け止めるのですが、場合によっては、そのことでとても苦しむこともあります。

しかし、そんな時にも教師のあなたは、それをどう受け止めるべきなのかを、根気強く教えようとしています。

ただ、受講生のあなたがその声に気づかなければ、いつまでも苦しみ続けることになりますし、新たな苦しみが訪れることになるのです。

子供も大人も関係ありません。

あなたは生まれた時から受講生で、あなたのそばには、いつも教師のあなたがついています。

何を学ぶのかは、人それぞれです。

早くから教師の自分の声が聞ける人は、子供のうちから深く物事を考えます。

教師の声を聞こうとしない人は、どんなに歳を取っても、物事を低い視点から、見続けています。

教師のあなたは、物事を高い視点から見ることを、教えてくれます。

そうすれば、抱えている悩みが解決しますし、人生が喜びに満ちたものになるのです。

つまり、人生とは楽しむためにあるわけで、この不思議な世界を、あなたは冒険をしに来ているのです。

人生に絶望したり、人生を地獄のようにとらえてしまう人は、教師の自分の声が聞こえていません。

低い視点にいる自分の経験のみで、人生とはこんなものだと、決めつけているのです。

それは、傲慢な態度です。

もっと謙虚にならなければなりません。

謙虚になって、違う視点からのとらえ方を、学ぶのです。

答えは、自分の心の中にあります。