世界と塗り絵 その3
楽しい気持ちや、嬉しい気持ち、前向きな気持ちなど、喜びにつながる感情は、明るい色で表現されるとしましょう。
また、悲しい気持ち、怒りの気持ち、あきらめの気持ちなど、嫌な想いにつながる感情は、暗い色で表現されるとします。
言い換えますと、ポジティブな心の色は白く煌めく光に近くなり、ネガティブな心の色は黒い闇の色に近くなるわけです。
光は虹のように、七つの色に分けられます。
塗り絵で使える色も、大きく七つに分けられると、考えて下さい。
ただ、それぞれの色の境目は微妙であり、厳密にここからが、この色だというようには分けられません。
あくまでも、大きく分けてという意味です。
この時、赤い色は活発な動きの色と考えて下さい。
ポジティブな活気は、きらきら煌めく赤い光で、ネガティブな活気は、どんよりした暗い赤です。
みんなのために何かしようという時は、きらきら煌めく赤い光の色です。
みんなをひどい目に遭わせてやろうという時は、どんよりした暗い赤です。
オレンジ色は異性への想いと考えましょう。
同性愛の場合は、パートナーへの気持ちですね。
相手を心から大切に思う場合は、きらきら煌めくオレンジ色の光です。
相手を単なる性の対象とみなしている場合は、どんよりした暗いオレンジ色です。
黄色は自分への想いです。
自分を愛し、自分を大切にできる場合は、きらきら煌めく黄色の光です。
自分を大切にできず、誰かの言いなりになったり、自分を卑下する場合は、どんよりした暗い黄色です。
緑色は自然を含め、自分とは異なるものに対する敬愛の心の色です。
他人や他の生き物、自然とのつながりを深く感じる場合は、きらきら煌めく緑色の光です。
自分と他の存在の間につながりが感じられない場合は、どんよりした暗い緑色です。
青色は自己表現の色です。
本来の自分の姿を素直に表現できていれば、きらきら煌めく青色の光です。
いろいろ理由をつけて、本来の自分を押し殺している時は、どんよりした暗い青色です。
藍色は世界観の色です。
一般的に言われている物質世界を超えた、もっと広い世界を感じたり認識できるのであれば、きらきら煌めく藍色の光です。
物質が全てであり、豊かさとはお金や物をたくさん手にすることだと受け止める場合は、どんよりした暗い藍色です。
紫は静かで思考に満ちた色です。
周囲との繋がりを理解したり感じたりする時は、きらきら煌めく紫の光で、孤立して自分をどんどん深みに追い込むような時は、どんよりした暗い紫です。
こんな感じで、世界の塗り絵を塗っているとイメージしてみて下さい。
さて、あなたが生きている世界は、どんな色の世界でしょうか。