ティラノサウルスレース
先日、鳥取県大山町でティラノサウルスの着ぐるみを着た選手たちによる、レースが行われました。
広大な敷地の上を、何頭ものティラノサウルスが走るのは圧巻であり、わけがよくわからない面白さに思わず噴き出してしまいました。
元々は2019年にアメリカの競馬場で行われたのが始まりだそうです。
やっぱりアメリカの人は、面白いことを考えるものですね。
レース前のラジオ体操の様子も面白く、本当に恐竜が体操をしているようでした。
レースもとても迫力があって、一見すると本当に恐竜の群れが、走っているように見えてしまいます。
会場は標高約300メートルの芝畑にある、グランピング施設「トマシバ」で、企画をしたのはトマシバを運営している住民有志だそうです。
この時期にレースを企画した理由は、コロナ禍で学校行事がなくなる中で、元気を発散できる場所になれば、ということです。
みんなを元気にしたいというこの気持ちが、とても嬉しいですね。
地球の裏側では戦争が起こっていますし、その影響で日本周辺もキナ臭いと考える人もいる中で、こういう楽しさしかないイベントを行うことは、とても大切で素晴らしいことだと思います。
悪いことが起こった場合、とかく人は不安に陥りがちですが、そんな時こそ、悪いことを吹き飛ばすような明るい気持ちが必要なのです。
争いはいつか終わるでしょうが、そのあとに残るのが、互いへの憎しみでは、再び争いが起こります。
人間はこういう姿であるべきでしょうと、訴えるかのようなこんなイベントは、未来の日本、未来の地球を明るい方向へ導く、道しるべになるでしょう。
また、ぜひやってもらいたいですし、他の地域もこれに負けないような、楽しいことをしてもらいたいですね。
お金儲けや注目を集めるためではなく、みんなを元気づけるために。