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てこの原理 その3

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現実世界が人類意識の夢であるとするならば、現実世界を構成しているエネルギーは、精神エネルギーだと言えます。

精神と言うと、私たちは自分を通して感じたり、理解している心を思い浮かべるでしょう。

一方で、物理世界におけるエネルギーと言うと、電気や熱などのように、何かに作用したり変化する様子を、客観的に眺めた形で理解しています。

通常、心と物質エネルギーは別物と考えられています。

でも実は、どちらも同じ精神エネルギーだとすると、両者が違うように思えるのは、どういう理由によるものでしょうか。

物質エネルギーは外から確かめることができますが、心は外から確かめることができません。

人間で言えば、その人の行動や表情などを通して、その人の心の状態を推測するか、本人が直接言葉で、心のうちを伝えることで、相手の心の状況をある程度は知ることができます。

しかし、火や電気などが、同じように語りかけてくれることはありません。

外からその状態を、確かめることしかできないのです。

これが心と物質エネルギーが、別物だと考える理由でしょう。

でも、結局これは、物質エネルギーの心を知る方法がない、というだけのことであって、物質エネルギーに心がないということではないのです。

物質エネルギーも、本当は精神エネルギーであるならば、物質に心がないと考える方が、不自然だと思います。

また、両者がともに精神エネルギーだからこそ、物理世界でのてこの原理が、人間の心が結果を生み出す動きにも、通用するのです。

心という表現を取る場合、精神エネルギーを内側から理解しています。

そのエネルギ-がどんなものなのか、直接の体験で知るわけです。

物質エネルギーと言う場合、それは精神エネルギーを外側から理解しようとします。

そのエネルギーがどんなものなのかを、客観的に確かめようとするのです。

テレパシーで相手の心とつながることができれば、物質エネルギーの心の様子を、直接知ることができるでしょう。

ところで、物質エネルギーが精神エネルギーであるならば、物理学で表現している言葉を、精神的な言葉で置き換えることが、できるかもしれません。

たとえば、引力は互いに引き合う力です。

人間で言えば、これは愛です。

引力は一つになろうとする力です。

愛もまた、一つになろうとする力であり、相手と自分が一つであるという、感覚的な理解です。

そこには大きな喜びがあります。

ということは、原子の中で引き合っている、原子核と電子は、深い愛で結ばれていて、それぞれが大きな喜びを感じていると、言えるでしょう。

原子と原子がつながって、分子を構成するのも、やはりそこに愛が働いていると考えられます。

こうして考えれば、世界は愛によって成り立っていると言えるでしょう。

いろんなレベルで、いろんな形の愛が表現され、その結果として、全体的な宇宙が成り立っているわけです。

それは私たちの体についても言えることですし、私たちの心についても言えます。

全ての存在は、愛によって創られているのです。