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夢を現実に その1

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夢と現実は、よく対比に使われる言葉です。

現実は本当にあることだけれど、夢は幻のようなもので、本当のことではないというイメージです。

自分はこうなりたいとか、こうあって欲しいなどという望みも、まだ確定していない不確実なものなので、夢という言葉で表現されます。

 ※Khusen RustamovさんによるPixabayからの画像です。

夢に憧れる。
夢を追い求める。
夢を叶える。

これらは曖昧だったものを、現実のものにしたい、現実のものにしようとしている、現実の物にするという意味です。

実際、そのようにしている人もいますが、夢は夢だからと、憧れのままにしている人の方が、多いと思います。

でも、夢を叶える人がいるのであれば、同じ人間なのですから、他の人が夢を叶えられないはずがありません。

自分には無理だという思い込みが、邪魔になっているからできないのです。

あるいは、口では夢だと言いながら、本当はそこまで思い入れがないかもしれません。

本気で思っていなければ、夢が叶うわけがないのです。

この世界では、想いは行動という形で表現されます。

こんなことがしたいんだよね、と言いながら、それに向かって一歩も動こうとしないのは、本当はそれほどには思ってないんだよ、ということなのです。

 ※Christine FullerさんによるPixabayからの画像です。

何かを創る時、そのための企画あるいは設計図やイメージが、一番先に出て来ます。

そして、それらに従って、必要な情報を集めたり、必要なものを揃えて、具体的な実現へと動きます。

それでも、すぐに思ったものが実現できるとは限らず、何度も失敗を繰り返しながら、試行錯誤することが多いでしょう。

そうすることで一番いい方法を見つけ出して、最終的には思ったとおりのものを、創り上げるのです。

夢を叶えるというのは、これと同じことです。

夢に憧れるというのは、企画や設計図やイメージを眺めて、いいなぁと思っている状態です。

いいなぁと思うのであれば、その企画を実現するべく動けばいいのですが、ほとんどの人がイメージなどを眺めながら、動こうとしないのです。

どうしてでしょうか。

それは夢を実現できる者は、特別な存在だという思い込みがあるからです。

また、自分にはお金もないし、能力も資格も才能もないと、考えています。

失敗して恥をかくことを恐れています。

 ※Robin HigginsさんによるPixabayからの画像です。

しかし、自分がやりたいことをやらないで、ずっと生き続けることは、苦痛以外の何物でもないでしょう。

どんなに見かけ上は安定した暮らしをしていたとしても、それは退屈でつまらないものに思えてしまいます。

いろんなことに無関心になり、死ぬことを恐れるくせに、生きることについては、どうでもいいやと投げやりになるのです。

でも、自分が夢に向かって進むことに、何が問題なのかを、もう一度考えてみてください。

何がその道を阻むのでしょうか。

お金がないなら、ないなりの動きをすればいいのです。

動いていれば、必ずそれに呼応するような状況が、生まれて来ます。

本来ならばお金が必要とされる状況でも、お金なしに必要なものが与えられるでしょう。

もちろん本気で動かないとだめですよ。

見せかけだけの動きをしても、何も起こりません。

本気で動いていれば、必ずその動きを後押ししてくれる、そんな状況に巡り会えるでしょう。