大好きな人と
大好きな人と一緒にいられるなんて、幸せなことですね。
その人が男であれ、女であれ、あるいはそのどちらでもない場合でも、大好きな人と一緒にいられるのは幸せなことです。
一緒にいるといっても、それが結婚という形には限りません。
恋人同士、友人同士、家族、あるいは互いをよく知らない人。
それが誰であれ、その人のことが大好きであるならば、その人のそばにいられるのは幸せです。
大人であっても子供であっても、大好きな人といられるのは幸せです。
ただ、そばにいられることを、幸せに感じる。
これこそが幸せの原点です。
相手と特別な関係にありたいなんて考えるのは、人間社会の中に生まれた独占欲や優越感、あるいは自分への自信のなさから生まれる不安感が原因でしょう。
そういった余計な考えを捨て、ただその人のそばにいられることで、幸せを感じるということが大切です。
これは相手が人間でなくても構いません。
ペットや植物でもいいですし、自然や地域の環境でもいいのです。
見た目は違っても、元はみんな一つでした。
一つの存在として、わかりやすい形をしていようと、していまいと、みんな元は一つだったのです。
元々同じものだからこそ、そこにつながりを感じることができるのです。
別に何かをしてもらおうと思うわけではありません。
ただ、つながりを感じているだけで、居心地がいいのです。
ただ、そこにいるだけで、ただ、そばにいるだけで、幸せな気持ちになれるのです。
遠くにいる人、すでに亡くなってしまった人、物理的に近くにいられない人たちでも、心のつながりに距離は関係ありません。
その人を想い、その人の存在を感じる。
その時、その人はあなたのそばにいます。
それはあなたにとって、とても居心地のいいものであり、とても幸せなことでしょう。
たとえ独りぼっちに見えたとしても、本当は独りぼっちではないのです。
他の人からどう見えようと、自分が誰かを想い、誰かとのつながりを感じているなら、独りぼっちではありません。
他の生き物たちや、地球や宇宙に心を馳せて、そこにつながりを感じているならば、あなたは独りぼっちではないのです。
いつだって大好きな人、大好きな生き物たち、大好きな地球や宇宙と一緒なのですから。