白い鳥の夢 その2
目が覚めてから、あの白い鳥は何という鳥なのか、インターネットで「白い鳥」の検索をしました。
すると、出て来た写真の中で、夢で見たのとそっくりの鳥がいました。
それは白鷺です。
それで今度は、白鷺にはどんな意味があるのかと、調べてみたのですが、白鷺は神の遣いと言われる、とても縁起がいい鳥ということでした。
スピリチュアルな意味としては、「幸運に恵まれるサイン」「人間関係が良好になる暗示」「金運アップの前兆」があると言います。
これは何といい意味なのだろうと、私は嬉しくなりました。
では、白鷺が加えていたミカンは、どうでしょうか。
これについても調べてみると、ミカンを漢字で書くと「蜜柑」ですが、この「蜜柑」という漢字の中国語読みは、お金や吉の意味になるそうなのです。
それで、ミカンは財を成し、吉を運ぶという、縁起のいい食べ物とされていると言うのです。
白鷺の意味を合わせて考えると、これはどう考えても、金運でしょう。
私は普段は買わない宝くじを買ってみました。
そしたら何と、当たりました。
当たったと言っても、一等賞の高額当選ではありません。
当たったのは、1万円と千円です。
大した金額ではありませんが、私にしては、大した金額です。
これまで宝くじを買っても、参加賞みたいな100円や200円しか、当たったことがありませんでした。
それが1万円と千円が当たったのです。
私にすれば、これは大事件でした。
思い返せば、白鷺がくわえていたミカンは小さくて、ミカンというより、金柑だったようにも思えます。
もし、あのミカンがもっと大きな物であれば、もっと高額の当選につながったのかもしれません。
どうせだったら、大きなミカンをくれればよかったのにと、思う人もいるかもしれませんが、私には金柑で十分でした。
私はお金には無頓着で、金銭欲というものがありません。
宝くじを買うのは遊びです。
それも滅多には買いません。
今回も当たった宝くじは、家内に全部プレゼントしました。
もちろん、お金がたくさんあれば、それなりに使うことはできます。
でも、私は基本的にお金がいらない、社会を望んでいますから、そんな私に大金をつかませるようなことを、私のガイドはしないでしょう。
それは、私の人生の目的とは、外れたことだからです。
それでも、ガイドが白鷺に扮して、私に1万円をくれたのは、何故でしょうか。
そこには、金運よりももっと重要な意味があるのです。