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白い鳥の夢 その1

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少し前に、白い鳥の夢を見ました。

家屋の脇にある、小さな水槽の横に私がいます。

そこへ、すぐ近くの物陰から、白い鳥が姿を現したのです。

その鳥は首が長く、広げた羽はボロボロで、とても飛べるようには見えませんでした。

実際、鳥は羽ばたきましたが、とても弱々しい飛び方でした。

私がこの鳥を見ているように、鳥の方でも、私を意識しているようです。

私はこの鳥に、おいでと心の中で声をかけました。

すると、鳥は私から左側へ離れるように羽ばたいたのですが、遠くへは行かず、くるりと回って右側から戻って来ました。

鳥はそのまま私の所までやって来ました。
手で触れられる距離です。

鳥はくちばしに、小さなミカンのような、柑橘の実をくわえていました。

その実をくわえた鳥は、長い首をまっすぐに上に伸ばし、天を仰ぐような格好をしています。

その長い首を水槽の方に曲げると、くわえていた実を、水槽の中へ落としました。

何だか、その実を私にくれたように思えたので、この実をくれるのかと、私は鳥に尋ねました。

鳥は人間のように喋りませんが、じっと私を見ている様子から、どうやら私にくれると伝えているようです。

私は嬉しくなって、鳥を抱くと、ありがとうとお礼を言いました。

ぼろぼろだった鳥の羽は、いつの間にか、立派できれいなものになっていました。

それから鳥は、私の元を去ったのですが、私はこの鳥が自分のガイドが、化けたものに違いないと直感しました。

ガイドというのは、肉体を持たない存在で、ハイアーセルフとかヘルパーと、呼ばれることもあります。

また、守護霊というとらえ方を、される場合もあるようです。

とにかく、誰のそばにもいる、その人を陰で支えてくれる、非物質の存在です。

信じる人もいれば、信じない人もいますが、ガイドを知覚できた者にとっては、信じる信じないではなく、感じるものであり、確かに存在しているものなのです。

こんな話をすると、ぶっ飛んでいるみたいに、思われるかもしれませんけど、嘘をついているわけではありません。

私は自分のガイドの存在を感じていましたが、ヘミシンクCDを聞くようになってから、時々ガイドの姿が、瞑想状態の時や、夢の中で見えるようになりました。

ガイドは複数存在しているようですが、人間の姿をしている時もあれば、動物の姿をしていることもあります。

非物質的存在なので、これだという固定的な姿形はないのでしょうね。

そんなわけで、私はこの白い鳥が、ガイドに違いないと感じたわけです。

では、ガイドは何故白い鳥になり、私にミカンをくれたのでしょうか。

そこには、きっと何かの意味があるはずです。