大切なのは生き様 その2
もっと豊かな暮らしがしたいと、誰しもが思うでしょう。
そのために一生懸命働いたり、資格を取る勉強をしたりして、少しでも多くのお金を稼ごうとします。
でも、どんなに頑張ってみても、これ以上は稼げないとか、どんなに勉強をしても、自分にはこの資格は取れないなどと、落胆するかもしれません。
所詮、自分の力なんてこの程度だし、自分には豊かな暮らしなんか、縁がないんだと考えたくなる人は、多いのではないでしょうか。
お金をたくさん稼いでいる人を羨んだり、自分の親を恨んだり、自分の邪魔をした人を憎んだり、果ては自分自身を見下して、こんな人生いらないと、思ってしまうこともあるでしょう。
そう考えてしまうのは、自分に自信がないからです。
何をやっても上手く行かないと、初めから諦めモードになっています。
まずは、どうして自分に自信がないのかを、よく考えてみましょう。
たとえば、何かの仕事をするにも、そのやり方や、やっている事の意味が、よくわからないと、仕事の流れに乗れなくて、何をやっているんだと言われてしまいます。
本当にその仕事をやろうと思うのであれば、面倒臭がらずに、やり方や意味などを、徹底的に学ぶのです。
そうすれば、そこに自分なりの工夫も取り入れることができますし、仕事もスムースに流れます。
でも、仕事そのものが自分に向いていない、自分に合わないと思うのであれば、他の仕事を探すべきでしょう。
自分にはこんな仕事しかできないと、決めつけてしまっては、そこで終わってしまいます。
世の中にどんな仕事があるのか、全てを知っている人などいません。
自分に合う仕事が見つかるまで、いろんな仕事を調べてみるといいのです。
この場合、その作業内容だけを調べるのではだめです。
その仕事に本気で取り組んでいる人の、考え方や生き方までも、参考にするのです。
それで本当に、その仕事がどんなものか理解できます。
また、仕事はすでに存在しているものだけではなく、これから誰かに創造されるのを、待っている仕事だってあるのです。
それを誰かが始めるのを待たないで、自分で始めるのも、一つの方法でしょう。
自分に自信がないと感じる時、それは他人の土俵で相撲を取っているのです。
本当の実力ややる気は、自分の土俵で相撲を取って、初めて出せるものです。
そこを勘違いして、自分には土俵なんてないんだと、思い込んでしまうと、自信はなくなりますし、何をやってもうまくいきません。
自信を持ちたければ、自分の土俵を見つけることです。