すねちゃだめ
嫌なことや腹が立つことがあると、すねてしまう人がいます。
いいよ、勝手にしろよ。
どうせ、オレなんて。
そうやって、みんなで好きにしたらいい。
あたしのことなんか、放っといて。
こんな気持ちになったことは、誰しもあると思います。
でも、大体は子供の頃のことではないでしょうか。
自分のことをわかってもらえない。
自分の思ったとおりにならない。
こんなことに腹を立てて、すねるのが子供です。
でも、そんな経験の中から、いろんなことを学んで行くと、次第にすねるということは、しなくなります。
人は人。
自分は自分。
別にわかってもらわなくたって困らない。
自分は我が道を行くだけだ。
なかなかうまく行かないけど、だからこそ面白い。
ちょっとした工夫で、うまく行った時は最高の気分だ。
こんな感じで、壁を乗り越えて行くと、すねる必要がなくなります。
すねると言うのは、困った状況にあるけれど、どうすればいいのかわからない、という困惑と混乱の気持ちを、表現したものです。
でも、すねていたところで、少しも前には進めません。
状況は何も変わりませんし、却って、もっと嫌な思いをすることに、なるかもしれないのです。
困ったことがあっても、すぐに対応できる人は、すねている暇などありません。
すねるという発想自体が、意識の上に上がって来ないのです。
大人になってからも、嫌なことがあった時に、すねてしまう人は、すねる時間が無駄だということを、理解して下さい。
人生は前に進むものですから、ふてくされていても仕方がありません。
とにかく前に一歩前進することだけを、考えてみて下さい。
たった一歩でも前進できれば、すねるという気持ちは消えてしまいます。
一歩進めれば、もう一歩進もうと思います。
それが、さらに次の一歩へと続き、いつの間にか困った状況から、抜け出すということになるのです。
すねたくなる気持ちはわかります。
でも、そんなのは時間の無駄だと思って、一歩踏み出して下さい。
絶対に、新たな世界が広がります。