一息入れよう
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誰もが日々の暮らしに追われています。
病気や怪我、あるいは生活環境の変化によって、何もできない方もいるでしょう。
でも、頭の中ではいろんなことを考えたり、将来への不安におびえたりしていると思います。
毎日忙しく動いている人も、動けなくても頭の中が不安だらけの人も、ちょっと一休みをして、ぼーっとしてみませんか。
動いているにしても、機械的に動いているだけでは、充実感は得られません。
何のために、こんなことをしているのだろうか。
ずっと同じことを続けないと、いけないのだろうか。
ふと、そんな考えが頭をよぎると、どっと疲れてしまいます。
休日なのに、上司からメールや電話などの連絡が来る人も、少なくないと聞いています。
それでは本当の休日になりません。
いろんなしがらみを一切捨てて、一人のんびりと露天風呂に浸かっていると、体も心も楽になります。
それに、そうだと、何かいいことを思いつくかもしれません。
それは機械的で刺激のない日々に、鮮やかな彩りを添えてくれるものでしょう。
同じように、今は動けない人も、今は動くのをやめて、自分がどうありたいのかを、見つめ直す時だと、受け止めればいいと思います。
これまでと同じような状態に戻りたいとか、他の人と同じことができないとだめだとか、そんなことを考えるのではなく、ただ、自分がどうありたいのか、ということにだけ、意識を合わせるのです。
一生懸命に考えたところで、答えは見つかりません。
思考停止状態で、ぼやっと見つめている時に、初めて答えは見えるものです。
頭も体も、いつも忙しく活動させていると、目先のことしかわからなくなります。
自分が進む方向を確かめたい時には、ちょっと一息入れて、ぼんやりする時間が大切です。