世界の潮流

 ※ami-amiさんによる写真ACからの画像です。

新年おめでとうございます。

今日から令和3年が始まりました。

しかし、人によっては、新年だからと言って、おめでたい話ではないかも知れません。

コロナ騒ぎは収まりませんし、外出もままなりません。

商売が傾いてしまった人もいれば、大学生活を送れない学生さんもいます。

昨日、東京での感染者が1300人を超えました。

さらなる自粛が求められるのは必至です。

早く元に戻ればいいのにと、願っている人は多いでしょう。

でも、多くの知識人も語っているように、以前と同じ状況に、戻ることはないと思います。

様々な不自由を強いられる、期間が短ければ、元に戻れるかも知れません。

しかし、その期間が長くなると、待っていられない人が、続出しますから、仕事はだめになり、学校も続けることが、できなくなります。

だからと言って、みんな生きることを、あきらめるわけではありません。

何とかして生き延びようと、いろいろ工夫や努力をするでしょう。

これまででは、考えもしなかったような暮らし方にも、目を向けるようになります。

そうして細々ながらも、新しい生活や仕事のスタイルができあがり、それに馴染んで来ると、もはや昔の暮らしに戻ろうとは、誰も思わなくなるのです。

ただ、そうやって新しい生き方を模索しようとする人と、古い経済システムを神のように崇めて、しがみつこうとする人とでは、今後の生き様が大きく違って来ると思います。

特にこれまでの体制の中で、お金や地位や権力に、どっぷり浸かっていた人たちは、何とかしてこれまでの状態を、維持しようと慌てるでしょう。

でも、これまでのようには、多くの人が従ってくれず、大変な思いをすることになるでしょう。

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私が子供の頃の10年と、最近の10年を比べてみると、最近の10年の方が、変化の度合いが激しくなっていると思います。

新しい技術、新しい概念が、どんどん出て来て、頭の回転がいい人でなければ、その変化について行けません。

それだけ世の中は変化していますし、その変化はまさに最高潮を、迎えようとしているようです。

海釣りをする方であれば、わかると思いますが、海の水位は月の引力と、地球の自転による遠心力によって、毎日高くなったり低くなったりしています。

水位が一番高い時を満潮と呼び、一番低い時を干潮と呼びます。

満潮あるいは干潮の時は、潮止まりと言って、潮の流れが止まります。

その後、緩やかに潮は動き出し、次第に流れの速度を速めて行きます。

ちょうと満潮と干潮の間が、一番流れが速く、それを過ぎると、再び流れは緩やかになって行きます。

今はちょうど、この満潮と干潮の間の、潮の流れのような変化が、世の中に起きているように思えます。

 ※m.maedaさんによる写真ACからの画像です。

満潮や干潮の潮止まりが安定期だと考えると、今は安定から安定へ移動中の、不安定期なのです。

満潮や干潮には、月の引力が関係していると言いましたが、そこに太陽の引力も影響するかどうかで、潮の動きを小潮や大潮などと、呼び分けています。

小潮は太陽の影響が最も弱く、潮の変化は小さく、流れは緩やかな方です。

これに対して、大潮は月の引力と太陽の引力が重なるため、潮の変化が大きく、流れも最大になります。

これまでも人間社会の中では、安定期から別の安定期への、変化はあったでしょう。

大きな戦争や革命などのあとに、新しい国や思想が生まれて来たのは、そういう変化です。

しかし、それらは地球においては、局所的な変化でした。

今の変化は世界中を巻き込んでのものです。

これは大潮のような、ものすごい変化のうねりが、地球全体を呑み込んでいるのです。

そうして混乱が落ち着いた時、社会は再び安定を取り戻します。

でも、その安定は変化の前とは、まったく異なるものです。

恐らくですが、今年は去年以上に、世界的な変化が起こるでしょう。

それも急激かつ驚くような変化です。

しかし、変化の先には、新たな安定した世界が待っています。

私たちにできるのは、その世界がどのようなものになるかを思い描き、その世界が現れた時に慌てないよう、前もってその世界に合わせた、価値観を持つようにする事でしょう。

そして、私が思い描いている新たな世界は、お金ではなく、感謝と思いやりで構築された世界です。

 ※PrawnyさんによるPixabayからの画像です。