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祈りと決意2

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本気で何かをやりたいと思った時、その想いは無意識から来ています。

つまり、本当にやりたい事に、熱中するという事は、無意識に従って、行動しているという事なのです。

 ※Gerd AltmannさんによるPixabayからの画像です。

通常の意識は、今という瞬間しかわかりません。

しかし無意識は、時空を超えた情報を、持っています。

それは人類全体の意識の中で、無意識がネットワークを作っているからです。

道が左右に分かれていた場合、通常の意識では、どちらの道が望みにつながっているのか、わかりません。

でも、無意識はそれがわかるのです。

普段なら見落としてしまうような情報も、無意識に従っていれば、見落とす事はありません。

そうやって、望みを叶えるための情報が、自然に集まって来ます。

また、世界には自分一人が、いるわけではありません。

多くの人がいて、その人たちとの関わりにおいて、社会が構築されているのです。

当然、どんな人とどのように関わるのかが、望みが叶う世界に、関係して来ます。

本気で何かをやろうとしていると、その想いは無意識のネットワークを通じて、他の人たちの無意識へと、伝わります。

その中で、関わりを持てる人たちが、意識的あるいは無意識的に、様々な手助けをしてくれるようになるのです。

たとえば、困難に直面した時に、全く関係がないはずの人から、思いがけないヒントを、もらう事があります。

生活が大変な状況になっても、思わぬ所から食べ物や、お金などの支援を、受ける事があります。

この時に、相手の方はこちらの状況を、全く知らないという事もあるわけです。

こちらを助けたつもりなど、全然ないのに、結果的には助けてくれていると、いう事があるのです。

 ※Merja PartanenによるPixabayからの画像です。

ただ、自分の望みが本物なのかどうかは、確かめる必要があるでしょう。

単に注目を集めたいとか、お金を稼ぎたいとかいうのは、無意識が望んでいる事では、ないかも知れません。

世間一般の価値観に染まった望みは、叶わないことの方が、多いと思います。

それに叶ったように見えても、それで満足感を得られるとは限りません。

でも、本音に従った望みが叶った時は、とても幸せな気持ちになれます。

もし幸せを感じられないのであれば、叶ったように見えても、それは本物の望みではなかったのだと思います。

また、本物の望みを持っていたとしても、いろんな理由が、その望みを邪魔することがあります。

たとえば、本当は自然の中で暮らしたいのに、田舎では仕事が見つからないから、諦めるというものです。

これはまず、田舎には仕事がないという、先入観かも知れません。

実際、本気で探しもしないで、決めつけている可能性があります。

誰かから、そんなのは無理だと、強く言われても、気持ちが萎えてしまいます。

いずれにしても、本音より先入観の方を、重視しているという事ですね。

本当に自然の中で暮らしたいのであれば、先入観を捨て、無意識の指示に従って、暮らす場所を探し回る事です。

と言うか、先入観を捨ててしまえば、自然に本音の動きが、現れるでしょう。

その結果、必ず自分に合った場所が、見つかります。

 ※ThuyHaBichさんによるPixabayからの画像です。

祈るということは、他の人、あるいは他の存在と、心をつなげるという事です。

誰かのために祈るというのは、とても高貴な行為です。

同時にそれは、他の人とのつながりを感じる事で、自分自身の心を、拡張させる事でもあります。

心が拡張すれば、安心感も広がります。

自分の事で祈りたくなるのも、安心感を得たいからでしょう。

しかし、何もしなくても大丈夫という、安心感はいけません。

自分で行動を示さなければ、周囲の状況が、勝手に動くことはありません。

それは電動式自転車の、モーターと同じです。

乗り手がペダルを漕がなければ、補助のモーターは動きません。

 ※FujiMaiさんによる写真ACからの画像です。

祈ることによって得られる安心感は、自分でペダルを漕いでもいいんだ、という意味に受け止めるのです。

つまり、自分の人生を、自分が思ったとおりにして、構わないという意味です。

そうすれば、自然に支援の力が、集まって来ます。

好きな事、やりたい事があれば、誰に遠慮することなく、それをやればいいのです。

誰かの迷惑になるようであれば、迷惑にならないように、工夫すればいいだけです。

人生を諦めている人。
人生を投げやりに考えている人。
自分なんか、何をやってもだめだと、決めつけている人。

まずは自分のために、祈りましょう。

そして、大丈夫だよという、無意識からの声を、受け止めて下さい。

不安な気持ちで祈っては、無意識の声が、聞こえなくなってしまいます。

無意識を信頼する気持ちで、祈って下さい。

そして、安心が得られたならば、好きな人生を送ると、決意しましょう。

無意識を信頼し、本音で生きれば、必ず喜びを得られます。

 ※Gerd AltmannさんによるPixabayからの画像です。