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梅雨に思うこと

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知らない間に、四国地方は梅雨入りしていたようです。

最近は外へ出ることが、少なくなりました。
そのため以前ほどは、天気予報を気にしていませんでした。

でも、梅雨入りに気づかなかった人は、多いように思います。
雨の日が続いたわけではありませんし、今日だっていい天気です。

それで、天気予報の衛星画像を見てみました。
すると、確かに四国や九州のすぐ近くに、太い雲の帯が横たわっています。

今日の松山は、かろうじて前線の雲から、外れているようです。

それにしても、今年の梅雨入りは例年と比べて、かなり早いですね。
何でも、平年より5日、去年より26日早くなっているとか。
その分、梅雨明けも早くなると思いますが、それは真夏の到来です。

ここの所、毎年のように日本のどこかで、豪雨による災害が起こっています。
梅雨が長引けば、豪雨の危険性が高まります。

酷暑の夏にはうんざりしますが、早く梅雨が明けるのは、いいのかも知れません。

 ※Josep Monter MartinezさんによるPixabayからの画像です。

子供の頃は、梅雨と言えば、毎日のように雨がしとしと、降っていた気がします。

それと覚えているのは、でんでんむし。
カタツムリのことですね。

でんでんむしむし カタツムリ
お前の頭は どこにある
つの出せ やり出せ めだま出せ

でんでんむしの歌です。
今の子供たちには、何のことやら、わからないかも知れませんね。

でも、このでんでんむしも、見かけなくなりました。

昔は、学校の行き帰りの途中で、よく見かけたものです。
全然、珍しくはありませんでした。
それが、今では探しても、なかなか見つかりません。

蝶々や蜂、バッタなんかも、見かけなくなりました。

いつもであれば、春になると庭の花に、蝶々や蜂が飛んで来たものです。
でも、今年は全然見かけません。

それと、スズメも少なくなりました。
昔は、どこへ行っても、スズメの群れがいました。

朝になると、スズメの鳴き声が聞こえたものです。
でも、今はそれも聞かれません。

街に飛んで来るツバメも、ぐっと減りました。
今年は来ないのではないだろうかと、心配になるほど少なくなりました。

水を張った田んぼを見ても、虫一匹、メダカ一匹いない所が多いです。
アメンボでも見つければ、思わず感嘆の叫びを上げてしまいます。

本当に身近だった生き物が、いなくなってしまいました。

 ※Ngo Minh TuanさんによるPixabayからの画像 です。

だけど、今は低農薬や無農薬で栽培した米や野菜を、求める人が増えて来ているようです。

商品としても、その方が高く売れます。

ですから、そういう作物を出荷する農家の方も、増えているのだと思います。

少しずつではありますが、何が大切なのかに、人々が気づき始めているのでしょう。

田舎で生まれ育った人が、都会に憧れて、大きな街で暮らすことは、よくあることです。

でも、そのうちに故郷のよさが思い起こされ、田舎に戻る人がいますよね。
それと似たような感じでしょうか。

梅雨などの気象は、温暖化の影響で、昔と同じにはならないでしょう。

これからの田舎も、どんどん人が少なくなって、以前と同じというわけには、いかないと思います。

しかし現代の人々は、田舎にはなかったアイデアや知識、技術を持っています。
そして何より、外にいたからこそわかる、田舎のよさを理解しています。

その知恵と力と希望は、きっと新しい田舎の暮らしを、築くことができるでしょう。
これから田舎へ移住するであろう、若者たちに期待です。

 ※naturalogyさんによるPixabayからの画像です。