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どうすれば幸せに その2

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 ※sipaさんによるPixabayからの画像です。

たくさんの人に注目してもらいたい。

こんな風に思う人は、少なくないでしょう。
それは悪いことではありません。

でも、そこに夢中になってしまうと、いつの間にか、注目してもらうことが、目的になってしまいます。

そうなると、本当に自分がやりたい事が、わからなくなるかも知れません。


人に迷惑をかけるような映像や、危険を顧みないような映像を、ネットに投稿する人。

こういう人たちは、いかにも注目を集めることだけが、目的のようですね。

そういう事をしないと、誰も振り向いてくれないと、感じているのでしょう。

こういう人たちは、普段自分たちの居場所が、ないのだと思います。

この人たちに欠けているのは、自信です。

それと、その自信を裏づけてくれる、人々とのつながりです。

人は、目立つ必要はありません。

目立ってしまう人は、結果的に目立つだけです。

目立つか目立たないかで、その人の存在価値に、差が出るわけではないのです。

 ※Aline DasselさんによるPixabayからの画像です。

自分に自信がない人は、周囲から認められていないと、感じてしまうものです。

周囲の人たちが、悪意を持った人ばかりなら、その場から離れるのが、得策でしょう。

でも、そうでないのなら、知らず知らずのうちに、自分で壁を造っているのかも知れません。

顔を合わせた人には、必ず挨拶をしましょう。

些細なことにも喜びを見つけ、ちょっとした事にでも、感謝できるように心掛けましょう。

興味がないと思うような事でも、初めから拒んだりしてはだめです。

相手を思いやる気持ちで、話を聞くようにします。

何か共感できるところがあれば、遠慮なく共感の意思を示すのです。

そうしていれば、人々は自然に認めてくれるようになります。

これまで以上に、会話がはずむようになり、気がつけば、そこに自分の居場所が、できているでしょう。

 ※Tú AnhさんによるPixabayからの画像です。

結婚に幸せを求める人は、多いでしょうね。

でも、結婚に何を期待しているかは、人によって様々です。

夫あるいは妻に愛され、子供たちに囲まれる。

それが幸せというイメージを、持っていたのに、いざ結婚してみると、全然違う。

互いに口から出る言葉は、愚痴ばかり。

子供たちはやかましいし、手間ばかりかかってしまう。

自分がやりたいことなんか、全然できずにストレスだらけ。

そんな風に感じる人が、少なくないような気がします。

だけど、望んでいたものを、手に入れたはずなのに、何か変ですね。

結婚なんて初めてだから、こんなものとは思いもしなかった。

そんな言い分が、聞こえて来そうです。

だけど、それは覚悟が、足らなかったのではないかと、私は思います。

 ※Karen WarfelさんによるPixabayからの画像です。

どんなに好きになった人であっても、生まれ育ちが違う他人です。

その人の全てを、知っているはずがありません。

ずっと一緒に暮らす事で、相手の知らない部分を、知るようになるのは、当然でしょう。

相手の家族や知人の関係で、思いがけない状況になる事も、想定しないといけません。

それを想定外だと考えるのは、結婚を軽く見ていたとしか思えません。

相手に何かを期待して、期待どおりに行かなければ、落胆する事になるでしょう。

でも、相手は他人ですから、期待どおりに行かないのは、当たり前なのです。

 ※Ayelet SternさんによるPixabayからの画像です。

一人で暮らしていても、別に何の不自由もないし、何の不満もない。
日々の暮らしに必要な作業を、少しも面倒だとは思わない。

そんな人が、誰かと結婚したいと思う理由は、次のようなものでしょう。

その人が好きだから。
その人と、ずっと一緒にいたいから。
その人のために、何かをしてあげたいから。

相手に対する期待はありません。

だから、何かをしてもらうと感謝します。
感激します。

何かをしてもらうのが、当たり前という発想はないのです。

こんな気持ちで結婚できた人は、幸せだと思います。

相手に何かを求める結婚では、幸せをつかむことはできません。

相手からいろいろ期待されて、それに合わさなければならないと、考えてみて下さい。

本来の自分とは別の自分を、ずっと装い続けなければならないのです。

どんなに頑張っても、期待に添えない事もあるでしょう。
それは仕方がない事です。

それなのに、期待外れだったと文句を言われたり、落胆されたら、どんな気持ちになりますか。

 ※mohamed HassanさんによるPixabayからの画像です。

相手に期待するというのは、そういう事なのです。

そうは言っても、ちょっとした事を頼んだり、頼まれたりという事はあるでしょう。

あるいは、相手が何かで困っていて、誰かの手助けが、必要な場合もあります。

そんな時に、喜んで動いてあげられたら、とても喜ばれます。

自分が逆の立場であれば、感謝感謝です。

また自分とは異なる、相手の価値観を、何だよそれ、とは言わないで、いつも好奇心を持って、受け入れるようにするといいでしょう。

自分の価値観も保ちつつ、相手の価値観も受け入れるという、心の広さが大切なのです。

互いに相手を尊重し、思いやりと感謝の気持ちを忘れない事。

それが幸せな結婚の条件です。

そのためには、相手に負担をかけないような、人間としての自立が必要です。

 ※Jill WellingtonさんによるPixabayからの画像です。

幸せを見つけるというのは、生きる喜びを見出すという事なのです。

お金があっても、友だちがいても、それだけでは幸せには、結びつきません。

注目を浴びても、本当に認められているのでなければ、幸せは訪れません。

つまり、本当の心のつながりが、得られなければ、幸せを感じられないのです。

結婚の場合、常に相手がそばにいるわけです。

互いの心のつながりが、感じられなければ、一緒にいる事が、苦痛になるでしょう。

結婚に限った事ではありませんが、相手を大切に思えなければ、そこに幸せはありません。

相手を思いやるためには、自立した人間である事が必要です。

何にしても、普段から気持ちにゆとりを持ち、小さな事に喜びを見つけ、他人の幸せを喜べるようになる。

それができるようであれば、あなたは幸せなのです。