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取り残された感じ その2

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人は自分の状況しか、わかりません。

不安になると、他の人はうまく行っていて、自分だけがそうではないと思います。

しかし、実際は他の人たちも、同じように感じているものです。

 ※Sammy-WilliamsさんによるPixabayからの画像です。

世の中には、本当に活き活きとした人がいます。

そういう人を、世間の代表のように見てしまうと、世間はみんな、活き活きしているように思えます。

そして、自分だけが身動きが取れないと、悩んでしまうのです。

でも、本当に活き活きしている人は、世間の代表ではありません。

彼らは自分の気持ちに、素直に従って生きているだけなのです。

活き活きしている人は、俗に言う勝ち組という所には、所属していません。

彼らの概念には、勝ち組負け組というものが、ないからです。

 ※Free-PhotosさんによるPixabayからの画像です。

いわゆる勝ち組の中を、突っ走っているように見える人がいます。

でも、本人が自分を勝ち組だと、思っているとは限りません。

自分は勝ち組だと思っていると、その人は決して、活き活きした状態にはなれません。

勝ち組である以上、負け組になるわけには行きません。

しかし油断をすると、いつ負け組に転落するかも知れないのです。

調子がいいように見せてはいても、心の中には、常に不安がつきまといます。

こんな人は、やりたい事をしているとは言えません。

意識を集中しているのは、負け組に転落しないということだけです。

心から望んでいることを、楽しんでいるわけではありません。

ですから、活き活きとはならないのです。

 ※Free-PhotosさんによるPixabayからの画像です。

自分は取り残されていると、あなたは感じているかも知れません。

でも、それは誤解をしているのです。

あなたが感じている不安は、実は、本来の自分が出せていないという、不満の表れなのです。

そこに世間は関係ありません。

あなたの胸の奥には、あなたの本当の想いが、封印されています。

その想いが、外へ出られないことを、あなたに訴えているのです。

それは、今のあなたが、本来の自分でないと言う、警告とも言えるでしょう。

本来の自分でいられないと、幸せを感じられません。
病気になって、命を落とす可能性もあります。

このままではいけないと、あなたの心が叫んでいるのです。

 ※Gerd AltmannさんによるPixabayからの画像です。

そうは言っても、本来の自分が、どんなものかは、なかなかわかりづらいものです。

もちろん、立派な仕事に就くとか、キャリアを積むという事ではありません。

本来の自分とは、自分の自然な姿という事です。


取り残されているという思いとは、活き活きしている人への、漠然とした憧れなのです。

裏返せば、自分は無理だという、絶望感が潜んでいるわけです。

でも、無理だと決めつけてはいけません。

活き活きしている人を、見習えば良いのです。

活き活きしている人たちは、自分が何をやりたいのかを、知っています。

それを知らなければ、どうしていいか、わかりません。

自分がやりたい事が、わからなければ、いろいろ体験してみましょう。

気になることがあれば、すぐに調べる習慣をつけるのです。

子供の頃に興味があった事に、再び目を向けて見るのも、一つの方法でしょう。

知らない所へ行ってみるのも、いいですね。

普段は通らない道を、歩いてみるのも面白いです。

どんな物も、誰かが作ったのです。
その技術や、作った人の想いを、受け止めましょう。

そんな事を感じながら、自分の興味が反応するものを、探すのです。

ちょっとでも、ピピッと来るものがあれば、そこを追求して行けばいいでしょう。

 ※StockSnapさんによるPixabayからの画像です。