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やりたいこと やらねばならないこと1

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やりたいことができる。

これは多くの人から、うらやましがられるような、嬉しいことです。

やりたいことがあっても、なかなかそれができない人が、世の中にはたくさんいます。

そんな中で、やりたいことができる人は、本人の努力もあるのでしょうが、とても恵まれているとも言えるでしょう。

それなのに、いつの間にか、それがやらねばならないことに、変わっていたということが、あると思います。

 ※StockSnapによるPixabayからの画像です。

次々にヒット曲を出すシンガーソングライターは、超人気者です。

しかし、ヒット曲を出さないといけないという、焦燥感に襲われると言います。

その結果、覚醒剤に手を出す人もいるぐらい、かなりのプレッシャーを感じるようです。

自分の想いを、思うがままに曲にしていた時は、曲作りが楽しかったでしょう。

でも作るだけ作って、表現すべき想いがなくなると、曲が作れなくなるはずです。

しかし周囲は、次のヒット曲を期待しますから、何とか曲を作らなければなりません。

好きで作っていた曲が、作らねばならない曲になるのです。

曲が作れない時には、一度音楽から離れて、いろんなものを、見たり聞いたり体験したりして、自分の幅を広げる事が、大切だと思います。

これは音楽に限りません。

絵を描くとか、小説を書くとか、デザインを考えるとか、プログラムを作るとか、いろんなことに言えることです。

 ※acworksさんによる写真ACからの写真 です。

それに、何かを生み出そうと懸命に考えるより、ふっと力を抜いている時に、いいアイデアが浮かんで来るとも言います。

よく言われるのが、お風呂でぼーっとしている時に、アイデアが浮かぶというものです。

忙しさに追われて、力を抜く暇もないと、その人はどんどん追い詰められてしまいます。

そんな時に、力を抜けよと声をかけてくれる、仲間や先輩、あるいは師匠や家族がいてくれると、そうかと気がつくでしょう。

でも、声をかけてくれる人や、相談できる相手がいないと、自分を追い詰めてしまい、ある日突然、思考回路が焼き切れてしまいます。

こんなの違う、こんなはずじゃなかった。
そういう気持ちになった時は、一度そこから離れてみることです。

全然関係のない環境に身を置くことで、プレッシャーから逃れて、頭と心を休めることができます。

そうすれば、物事を冷静に見られるようになり、何が問題なのかが見えて来るでしょう。

 ※PexelsさんによるPixabayからの画像 です。