考えてますか その5
アメリカ政府がUFOの存在を認めてから、随分経ちますが、その後は新たな情報は流れて来ません。
意図的に隠されているのかもしれませんが、アメリカ政府がUFOの存在を認めたのは事実なのです。
アメリカの選挙や、地球規模の自然災害、新型コロナウィルス、ロシアとウクライナの戦争など、大きな話題が続く中で、UFOの話はどこかへ消えてしまったかのようです。
それでも、UFOの存在がなくなったわけではありません。
昔の日本で言えば、幕末にアメリカのペリー艦隊が日本を訪れて、江戸が大混乱になったのに、ペリー艦隊が引き揚げたあとは、何事もなかったかのように、元の暮らしに戻ってしまったというようなものでしょう。
実際には、江戸幕府が異国船を忘れたことはなく、その後の日本は西欧の列強から、次々と開港を迫られ、不平等条約を結ばされました。
その後、日本では明治維新が起こり、国全体がそれまでとは全く異なるものに、変わりました。
今目撃されているUFOの中にいる存在が、かつて黒船で日本を訪れた異国人のようなものとは限りませんが、真剣に考えるならば、これは大問題なのです。
UFOを好意的にとらえるにしても、否定的にとらえるにしても、UFOの存在自体が忘れられることは、あってはならないことでしょう。
それなのに実際はどうかと言えば、日本ばかりか、世界中でUFOの問題などなかったかのような雰囲気です。
これは世界中の指導者たちが、意図的にそのように仕向けているように、思えてなりません。
各国の指導者たちが、UFOを現実的な問題としてとらえ、日常的にUFOを話題にしていれば今とは全く異なる状況が、世界を包んでいたことと思います。
それなのに、そうしなかったのは、UFO騒ぎで世界中が混乱し、経済が麻痺することを恐れたからかもしれません。
でも、そうならないように国民に話しかけ、真剣に議論するように努めるのが、本当の政府の仕事ではないかと、私は思います。
何か経済問題以外にも、UFOの話題を出さない理由があるのかもしれませんが、いずれそうはしていられない時が、必ず訪れることでしょう。
今の各国政府の姿勢を見ていても、彼らがUFOについて、何かの見解を出したところで、そのまま受け取るのはどうかと思います。
まずは、自分でUFOについて真剣に考えてみることです。
UFOが実在しているということは、何を意味しているのか。
また、UFOを操作している存在が、人類をどのように眺めているのか。
いろんな考え方があると思います。
でも、まずは自分で考え、他の人たちと意見交換をしてみるべきです。
そうすることで、意見が違った場合に、それぞれの視点が違うことに、気がつくでしょう。
どのような視点で見るかによって、UFOをどうとらえるのかが、違って来ます。
UFOについて議論することは、世界がどのようなものなのかを、議論することにつながります。
ひいては、人間とは何なのか、自分は何なのか、という話にもなるのです。
誰の考えが正しいのかということではなく、どんな考え方ができるのか、ということを、相手の話を否定することなく、いろいろ議論してみて欲しいと思います。
それは面白いですし、絶対に有益な議論になるでしょう。
そして、今よりずっと高い視点から、UFOを見ることができるようになれば、きっとUFOの中にいる存在たちが、姿を見せてくれると思います。