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神頼み その2

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神というものを、どうとらえるかで、神頼みという言葉の意味は、変わって来ると思います。

普通は神さまというと、自分とは別の特別かつ何でもできる存在、という風にとらえているでしょう。

宇宙の真理、すなわち全ての存在の全体としての意識を、神だと考えるならば、全ての存在は神の分身です。

あなたも私も、神さまなのです。

人間であろうとなかろうと、存在するものは全て神の分身であり、それぞれの存在の経験は、神の経験でもあるわけです。

神は全ての存在を通じて、あらゆる体験をし、自らの中にある無限の可能性を、一つ一つ確かめているとも言えるでしょう。

私たちの人生も、その一つであり、神は私やあなたという存在を通して、一人の人間の生き方を経験しているのです。

あなたが何かを願う時、神社などの神さまにお願いしても、仕方がありません。

あなた自身が神の分身であるわけですから、神頼みをするのであれば、自分自身を頼みにするべきでしょう。

あなたは神の分身ですから、本気で願うのであれば、その願いは叶います。

叶わないのであれば、本気ではないのか、あきらめの気持ちがあるのか、先に学ぶべきことがあるのか、というところだと思います。

神の分身である自分は、この人生で何を体験したいのか、何を求めているのか、そこをよく見極めて、神の分身である自分が、本当に望んでいるとおりに生きるのであれば、その願いはきっと叶うでしょう。