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世界について考えよう その7

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何故、世界について考える必要があるのでしょうか。

それは、新たな世界観、新たな価値観を持つためです。

世界がどうなっていようと、自分には関係ない。

自分にとって重要なのは、今日も明日も食いっぱぐれないことであり、少しでも多くの収入を得ることだ。

そんな風に考える人もいるでしょう。

実際、日常のことに没頭している人は、世界について考える暇などありません。

 ※Dong Nhut TranさんによるPixabayからの画像です。

でも、日常のことで頭が一杯になるのは、自分がいる世界が、そのような社会になっていて、そうしなければならないと思わせられるような、価値観が蔓延しているからではないでしょうか。

生まれたばかりの赤ん坊は、そのような価値観を持っていませんし、幼い子供も同じです。

子供は成長するにつれて、大人を真似ながら、様々な価値観を持つようになります。

この時に、別の価値観を与えられれば、その子は周囲の者とは、異なる生き方をするようになるでしょう。

そうでない子供たちは、周囲の大人たちと同じような生き方を、当然のものとして受け継ぐことになります。

中には、本当の自分は、そんな価値観に合わないと気づき、新しい生き方を始める人もいます。

あるいは、大きな出来事に遭遇し、強制的に価値観を、変えさせられる人もいます。

その他の人たちは、何の疑いも持たずに、ずっと同じ価値観のまま、一生を送るのです。

それで、みんなが楽しく幸せに、なれるのであればいいのですが、実際はそうではありません。

多くの人が常に不安や不満を持ち、将来に希望を持てずにいます。

 ※TumisuさんによるPixabayからの画像です。

それでも、これしかないと思い込んでいるために、今しがみついている価値観を、手放そうとはしません。

しかし、世界がどのようなものなのかが理解できれば、今の自分というものを、別の視点から見ることができます。

そうすれば、今の人生において、自分に本当に必要なものや、自分がやるべきことが、見えて来るでしょう。

その結果、今までの価値観を手放して、もっといい価値観を持つことが可能になります。

より多くの方が、新たな世界観に基づいた、新しい価値観で生きるようになれば、社会全体が素晴らしい方向に変わるでしょう。

そのためにも、世界について考えるということは、とても重要なのです。