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原爆の話 その5

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原爆はウラン原子を崩壊させることで、途轍もないエネルギーを解放させ、それを破壊力として利用したものです。

言い換えれば、私たちは世界を構成している原子の中には、それほどのエネルギーが閉じ込められているということです。

ところで、世界は私たちが知る今の世界だけでなく、多くのパラレルワールドが存在していることが、科学的にも示唆されています。

私たちが物質を観察できるのは、この世界の中に限られていますので、私たちが捉えている原子や素粒子の姿は、この世界限定のものです。

もし、この原子や素粒子が、実は他の世界とも共有されていたとしたらどうでしょうか。

原子や素粒子はそれぞれ振動していて、ある振動状態において、この世界を構築していると考えて下さい。

また、そこには別の振動も含まれていて、それが別の世界を構築しているとします。

そうすれば、その原子を破壊したり、そこにある素粒子を他へ解放したりすれば、それはこの世界だけでなく、その原子や素粒子を共有している、他の世界にも影響を及ぼしてしまうでしょう。

こちらの世界からは、他の世界のことなどわかりませんから、そんなこと考えても仕方がないと思うかもしれません。

でも、自分がマンションの窓から投げ捨てたコップが、下を歩いている人の頭に当たって、その人を大怪我させたり、命を奪うとなれば問題ですよね。

それと同じように、自分たちの世界からは見えないからという理由で、他の世界のことを考えなくてもいいのかと言うと、そうではないと思います。

ただ、こんな議論は、パラレルワールドの存在が絶対的だとわかることと、その世界とこの世界で原子や素粒子が、共有されているということが確認される必要があります。

ですから、今こんな話をするのは、あまり意味がないかもしれません。

しかし、世界がどのように構築されているのかと考えた時、そのような可能性もあるわけです。

可能性ということは、誰も否定はできないでしょう。

可能性がある以上は、原子や素粒子の扱いには、慎重であった方がいいと思います。